2009-01-01から1年間の記事一覧

ろうばい

出かけたついでに、近所の神社に詣でる。それほどの信者というわけでもないけど、一応の一年の区切り。年の始めにもこの神社に詣でたので… 境内に二本の蝋梅があり、ややきついぐらいの芳香を漂わせていた。私たち以外の参拝客は誰もいない。二月のある伝統…

ベーベー座

ほどよくまろやかな三日月が夕空に浮かんでいた。今日は西洋占星術で太陽が山羊座に入る日。この星座のもとに生まれた人たちにとっては、新年のようなものだそう。一年の計は元旦にありと、いろいろ善きことや明るいことをイメージしてみた。とはいえ、過ぎ…

べーべーぬくさかいが

10日ほど前に人からお借りした沖縄民謡のCD。一番のお気に入りは、こんなわらべ歌です。一、いったあんま まーかいが べーべーぬ 草刈いが べーベーぬ まさ草や はるぬ 若みんな二、いったあんま まーかいが もーもーぬ 草刈いが もーもーぬ まさぐさや はる…

年末の楽しみ

野菜市のお知らせ(模索舎ホームページより) http://www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/2009/12/post-120.html 12月27日というとだいぶ押し迫っていますが、正月用の野菜の仕入れにいいかも。

冬の楽しみ

今年も球根を植えてみた。昨年来の水仙のほか、あらたにクロッカスとヒヤシンスを加えて… 一番最初に芽を出したのはクロッカスで、ヒヤシンスもすべて芽を出した。水仙はここ数日ようやく頭をのぞかせた。それに加えて、そのへんで摘んできた野草を無造作に…

あらたな「壁」

メキシコとアメリカ合衆国の国境に築かれつつある長い壁と、ひとりの亡くなった移民についてのドキュメンタリー映画のトレイラー。

ルチン

チリの貧しい小さな男の子ルチンを歌ったビクトル・ハラの歌。ぼろ切れを丸めたボールをけって、犬や猫や馬に見守られながら遊ぶ小さな男の子…

カルメンよ、永遠に

調べ物のついでに入ったブラジル風?カフェで知ったのだが、今月26日(来週木曜日)に「カルメンよ、永遠に」と題するコンサートが開かれるそうだ。カルメン・ミランダはポルトガル生まれ、のちブラジルに移住して、そこからハリウッド進出。奇抜な衣装や魅…

負うた子に教えられる

子どもに連れられて"This is it"を観に行った。マイケル・ジャクソンの実現しなかったツアーのリハーサル風景をつづった映画。そのなかで流れていた印象的な曲がこれ。「アース・ソング」 マイケルが亡くなった後、youtubeをみた子どもがすっかりファンにな…

ボリビア風ダンスパーティで踊ってみる?

ボリビアの民俗族舞踊のステップ講習会、ロス・カルカス日本公演の前座も務めたフォルクローレ・バンドToda la vidaの生演奏もあるそうです。 築地キューバンカフェで8日16時より詳細はこちらのHPにて

移民映画祭2009

11月7日、8日 四谷の上智大学にて第一回移民映画祭が開催。ラテンアメリカに関連する作品としては、関西のブラジル人の子どもたちを扱った『ペルマネンシア:この国にとどまって Permanencia』と、コロンビアから日本に来ている青年との交流を描いた『あるべ…

巣づくり

昨年の秋に作って、シジュウカラのためにかけてあった巣箱を取り外しに行った。ついでに空の巣を取り出して、どんな素材で作られているのかなども見せていただく。どんぐりの雄花や草の茎、落ち葉、犬の毛?、毛糸… いろんな小さな素材を積み重ねて作られた…

自分の期待にこたえる

ときどき自己啓発書を読む。つい最近読んだもののなかに「人の期待にこたえるのではなく、自分の期待にこたえよう」という一節があった。今日、ちょっとびっくりすることがあったのだけれど、落ち着いて考えてみれば、そのほうが誰にとってもよいと思えるよ…

あかまんまの花

近所の草むらで、イヌタデの花を摘んできて飾った。二日酔いの薬が入っていた茶色の小さなガラス瓶によく似合う。小さなピンク色のツブツブの花を、子どもがおままごとで赤飯に見立てたところから、赤まんま(赤飯)の花と呼ばれるようになったんだそうだ。…

TENSAIS MC's

日本で活動している日本語+ポルトガル語のヒップホップグループ。リーダーでボーカリストのイシカワ・ホベルト氏は日系ブラジル人。現在発売中の中南米マガジンに「逆境を力に変える 新世紀日本のラティーノスたち」としてインタビューが掲載されています。…

Solo le faltan los ojos para ayudarme a llorar. ただ私が泣くのを助けてくれる ふたつの瞳が足りぬだけ

Esta cajita que toco tiene boca y sabe hablar solo le faltan los ojos para ayudarme a llorar.私の叩くこのカーハには 声があって 話ができる ただ私が泣くのを助けてくれる ふたつの瞳が足りぬだけ 〜北西アルゼンチンのコプラ(短詩) 詠み人知らず結…

アルゼンチン北西部からのメッセージ

タイトルは「私の権利のための一分」とでも訳すのか… セリフはとくにないので、スペイン語がわからなくても大丈夫です。このビデオが作られたウマウアカは、フォルクローレの名曲「花祭り」の故郷。先住民の多い地域です。

君の名は

昔、そういうタイトルのラジオドラマ(と、リメイクのテレビドラマ)があったが、昨年の夏ごろから気になっていた小さな野の花(雑草ともいう)の名前が、今日ついにわかった。よく空地や道路わきのほんのちょっとしたスペースに生えていて、つやのある深緑…

どうぞ安らかに眠ってください

現地時間の4日午前5時15分、メルセデス・ソーサが亡くなったそうです。74歳でした。1935年7月9日アルゼンチン、トゥクマン市で生まれ、1949年十代でラジオ局のオーディションに合格してから昨年まで、体調のゆるすかぎり、歌うことをやめませんでした。歌の…

奇跡を待とう

アルゼンチンの大歌手メルセデス・ソーサの容体が非常に悪いそうです。入院中の病院へ終油の秘跡を授けに訪れた司祭のことばから。初めて彼女の歌に触れたのはまだ十代でした。それからどれほど多くのことを彼女の声を通して学んだだろう…(ほとんどが録音だ…

カーハのうたの映画

こちらで詳しく。開くと音が出ます。注意!http://www.lapedregosa.com.ar/ 新作"Esta cajita que toco tiene boca y sabe hablar"(私の太鼓カーハには口があって話ができる:北西アルゼンチンのコプラの文句の一部)のトレイラーはこちらガルシア監督の前作…

ソバの花

近所のショッピングセンターの植え込みで、ときどき珍しい植物をみかける。もう数年前から気がついていたのは、ジンジャー(ショウガかミョウガっぽい)の花。今年はそれに加えて、白い小さな花を咲かせる植物を発見した。細長いハートのような形の葉っぱに…

しあわせ推進課にて

静岡県袋井市で、生活保護を申請したブラジル人に帰国支援制度を利用するよう誓約書を書かせていたというニュース。下記のリンクは毎日新聞のニュース。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090914-00000009-mai-soci同じニュースでも産経新聞はこのように…

カーサ・バラガン

バラガン邸の写真集。

コロンビアの先住民族とシネミンガの活動

9月12日、早稲田での特別セミナーのお知らせです。中南米では長年にわたって抑圧の対象となってきた先住民族が様々な方法で声をあげ始めています。権利回復に取り組むコロンビアの先住民族への支援の一環として、先住民族の人々の声を映像で伝えるために米国…

Tierra Sublevada

アルゼンチン北西部を中心に進められている鉱山開発をテーマに、フェルナンド・ソラナスが撮ったドキュメンタリー。タイトルは「反乱の大地」とでも訳すのかな。第一部「不浄な金」第二部「黒い金」にわかれているとのこと。日本では『タンゴ ガルデルの亡命…

ルイス・バラガン邸をたずねる

こちらも日本ではなかなか見ることのできないメキシコの建築家ルイス・バラガン邸を再現した美術展。でも、家を再現って、いったいどうやって?? 気になりますね。渋谷ワタリウム美術館で9月9日から来年1月24日までワタリウム美術館公式サイト http://www.w…

映画祭三つ

少し前になるが、名画座を知らない世代の人たちが企画したブラジル映画二本立てを観にいって、やはり映画から学べることってたくさんあると実感。なので、大きな映画館では見られないような作品を観るチャンスという映画祭をご紹介。(いずれも東京近辺で開…

日本のなかの「難民」

このところ、必要があって日本に住む外国につながる人たちのことをスペイン語に置き換える作業をしていたのだが、日本の場合、移民に関する法律の正式な名称は「出入国管理及び難民認定法」(通称 入管法)という。ちなみにこの難民認定制度が日本で発足した…