2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

こんないいものごひゃくえん。

26日に記したソル・フアナ(ソルは修道女への「シスター」にあたるスペイン語の尊称)の手紙が収められた文庫を入手。全体を読んでみると、下に引用されているのとは少しちがう印象だけれど、それにしても、充実した解説にわかりやすい訳。これがたったの「…

アリストテレスが料理をしたなら…

料理をしていると自然の神秘を学びますが、さて何をお話ししましょうか。……人は夕食の支度をしながら哲学的思索にふけることができるのです。そんなことを考えるとき、私はよくこう言います。「アリストテレスが料理をしたなら、もっとたくさんの著作を残し…

ドレクスレール、ドレクスラー?

ウルグアイのカンタウトール(自分で歌を作って歌う人)、ホルヘ・ドレクスレールの『エコ(Eco:こだま、反響)』というCDを購入。そんなに新しいものではないけど… 映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』の最後に流れる『Al orto lado del rio』が収めら…

世界一つよい女の子祭

3月1〜2日 詳しくは右記サイトのイベント情報ページで。ttp://www.kissport.or.jp/ (冒頭のh小文字を外してあります) 港区立男女平等参画センター リーブラなどの主催。アストリッド・リンドグレーン(『長靴下のピッピ』の作者)生誕100+1周年を記念し…

無農薬ギョウザのためにノー残業運動

ああ苦しいダジャレ。でもずっと考えていたんだよね、手作りすれば安全度のより高いギョウザが食べられるはず。(買ってくる野菜についてる残留農薬は多少考慮するとしても)でも、現実はその余裕がないから手作りできない。であるならば、お父さんもお母さ…

後を絶たない…

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-31289-storytopic-1.htmlいつになったら「基地」をなくせるのだろう? 無意識の植民地主義―日本人の米軍基地と沖縄人作者: 野村浩也出版社/メーカー: 御茶の水書房発売日: 2005/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: …

沖縄の本もう一冊。

琉球弧の布(紅型や上布、芭蕉布、紬などなど)と、それを作り出す人たちに焦点を当てた紀行文。着物にはあまり縁のない私などでも、ものづくりの現場をじっさいに著者が体験して書いたあたりは、とても興味深く読める。沖縄の人たちにとって、「戦争」がど…

自己責任論にNO! 女性団体立ち上がる(アサヒ・コムの記事にリンク)

http://www.asahi.com/national/update/0216/SEB200802160003.html 17日の朝刊にも出ていたが。この流れで、明後日のキャンドル・デモに。(上記)

19日18時国会前でキャンドル・デモ

http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=381

ワーキングガール同盟

そんな同盟はないし、「ガール」は心のなかだけだけど、今日は某所で知り合った仕事仲間と食事。「自律」を生きている人のすがすがしさをわけていただく。 沖縄のこと、北朝鮮のこと、最近関心をもっていることなどについて、三時間近く語り合う。パートナー…

ハラスメント連鎖中!!

オーストラリア政府が、先住民アボリジニの子どもたちを強制的に隔離し「教育」した『失われた世代』問題について、正式に謝罪したそうだ。http://www.australia.or.jp/seifu/pressreleases/index.html?pid=TK07/2008広島で米兵に乱暴された女性の件で、広島…

『まんが反資本主義入門』

週刊ポストで森永卓郎さんが、リプレーザ第五号で丸川哲史さんが拙訳『まんが反資本主義入門』(エセキエル・アダモフスキ著、明石書店)を取り上げてくださいました。どうもありがとうございます。「一人一人の市民がそれぞれの方法で権力と戦う必要性を説…

創造と拡大/みつばちトート

戦後まもなく、岡山民芸協会の発足にあたって、民芸運動のパトロン的存在であった大原総一郎は、「民芸運動は単なる保存や過去を回顧するためのものではなく、推進、発展、創造、拡大の運動でなくてはならない」と言ったという。時間をみつけて青山へ。かね…

ききみみずきん

戯曲「夕鶴」で有名な木下順二氏の創作による絵本。ききみみずきん (岩波の子どもの本 (18))作者: 木下順二,初山滋出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1956/12/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (13件) を見る初山滋の魅力的な…

鳥の声

というものには、長いこと興味をもたずにきた。それが、先月だったかメジロを知ったころから、ふとした瞬間に鳥の鳴き声が耳に飛び込んでくるようになった。で、声の聞こえるほうをみやると、そこには鳥たちがいる。まるで鳥たちに呼ばれているみたいだ。今…

荒武者!

もう十年ぐらい前のことになるのだけれど、某大新聞を定年までつとめた女性記者の方の「ジャーナリスト講座」なるものに参加していたことがあった。 その方のお話のなかで印象に残ったのが、マスコミのなかでは比較的「左より」と思われている新聞社で、いわ…

春の訪れ

などと書くと、小鳥のさえずりが… とか、足もとの野草に小さな花が… という展開になりそうなものだが。 マスク、目薬、ティシュの三点セットの登場である。私の鼻にも春が来た。

つくるしか、ない

みぞれまじりの雪の銀座を歩いた。めあては築80年弱のビルの地下室。そこで札幌発のすてきなミニコミ誌(最近は英語から流入した「ジン」ということばもあるみたいだ)の展覧会がひらかれている。http://geiriki.com/ten/detail.cgi?id=10008450両の手のひら…

二月は苦手(だった)

ずーっと二月は苦手だった。どうしても気分が落ち込む。暗いし、寒いし、鼻炎になるし。 でも近頃は、少し二月が好きになってきた。 梅は咲くし、よく見るとすこしずつ春の気配がそこここに現れてくる。 口で説明するのは難しいけれど、たとえば日の光が冬の…

日曜日の朝

遅めの朝ごはんにホットケーキを焼く。 カーテンを開けたら大雪だった。雪はまだまだ降り続くらしい。