かたりつぐ

阿賀野川に会いに行ってみた

宇井純さんという方が、反公害運動にかかわり水俣など多くの地域を見てきた経験から「大規模開発をやったり大資本に頼ったところは寂れてしまい、住民運動をやっていたところは元気で頑張っている」「運動というのは、やっている最中はえらく骨が折れてくた…

パネルと写真展 第五福竜丸 - 福島1954. 3.1-2011. 3.11

1954年3月1日、マーシャル諸島沖で操業していた日本のマグロ漁船、第五福竜丸は、米国の水爆実験に遭遇した。2週間後、焼津に帰港した彼らを待っていたのは、放射能による被爆の恐怖と、彼らが獲ったマグロに対する食品パニックだった。ごく普通に生活する人…

対談ハビエル・セルカス×大江健三郎

9月1日 セルバンテス文化センターにて http://tokio.cervantes.es/jp/default.shtmハビエル・セルカスの著書『サラミスの兵士たち』そして大江健三郎はいわずとしれたノーベル賞作家ですが、これらのルポルタージュの著者でもあります。『ヒロシマ・ノート』…

カタストロフィ

海外の新聞を読んでいたら、ハイチの地震について"catastrofe"という単語を使って語っているものがあった。英語だと"catastrophe"。日本語でも「カタストロフィ」というけれど、そのなかで苦痛におしひしがれる人々の様子を知って思い出すのは、かつての阪神…

なつかしい人

先日、サラ・ロイさんのお話をきいているときに、なぜかなつかしさを感じた。アルゼンチンにいる友人に似ている… おしゃれで、温かくて、洞察力に長けた感じ。ふしぎなことに、彼女もユダヤ人なのだ。とても熱心なカトリック教徒ではあるけれど。友人とは初…

ACT:戦火の中のガザ病院

〜アハリー・アラブ病院を支援する会からのお便りを転載します。(この団体の連絡先はパレスチナの人たちにメッセージが送れます - casita_rosadaにあります)〜アンドリュー・ホッグによる報告09年2月10日 エルサレム発 空爆と銃撃による攻撃は止み、イスラ…

イスラエルのシニシズムについて

シニシズム:一般に世論・習俗、通常の道徳などを無視し、万事に冷笑的に振舞う態度。犬儒主義。冷笑主義。(広辞苑)とりあえずは、イスラエルを支援している企業の商品を買わないことでひとつの意思表示をすることは可能だろう。けれど、なんでイスラエル…

想像を絶する大量の死と破壊(パレスチナ情報センターのサイトより)…気の弱い方はお読みにならないでください。

サファ・ジューデー エレクトロニック・インティファーダ/Live from Palestine 2008年12月27日 まもなく正午になるという時、最初の爆発音が聞こえた。私は窓に突進した。まだ窓の前に達せず、外の様子も見極められないでいるうちに、第二の爆発が起こり、…

大切な一日

いろんなことから、何事もなく生きていられる「今日」の大切さを思わされる。ひさしぶりに家族で集まって食事。そのあと、子ども時代を過ごした思い出の場所ー父の勤め先と、その目と鼻の先にあった住まいを訪ねた。よく桑の実を摘んで食べた父の勤め先が移…

沖縄県で戦った

沖縄県内での地上戦は、1945年の4月から6月にかけてが、もっともはげしかったそうです。ちょうどいまごろの季節です。以下は先日紹介した戦争体験の聞き書きの本から。なかにいくつか興味深い証言があるので紹介します。北海道川上郡弟子屈町出身のアイヌ民…

沖縄ブックガイド

子連れで楽しむ沖縄 ’07~’08版―地元ママが作った作者: 沖縄子育て情報うぃず出版社/メーカー: 沖縄子育て情報うぃず発売日: 2007/05メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る【楽天ブックスならいつでも送料無料】太陽の子 [ 灰谷健…

後を絶たない…

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-31289-storytopic-1.htmlいつになったら「基地」をなくせるのだろう? 無意識の植民地主義―日本人の米軍基地と沖縄人作者: 野村浩也出版社/メーカー: 御茶の水書房発売日: 2005/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: …