2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「手」に惚れる

髪を切った。もう二年ばかり同じ美容室に行っていて、ほとんどずっと同じ人に担当してもらっている。その店に行くのは値段の安いこともあるが(もともとこのあたりは物価が安いのだけれど)、一番はその「人」に担当してほしいから。たぶんお店の店長のよう…

虫オタクの聖地へ

カブトムシやクワガタの飼育に関する用品、生きた成虫、幼虫なんでもそろう店が中野にある。夏休みの一日、子どもを連れて行ってみた… 開店前から人が並んでいる。親子づれ、小中学生ばかりじゃない。大人もたくさんいる。店内には国内および海外産の虫虫虫……

自分の声を信じて

『ドリームガールズ』を観た。きっかけはビヨンセのものまねをテレビでみたことだったので、冗談半分で見始めたのだが、なかなかいい映画だった。アフリカ系アメリカ人キャストたちの熱演と、歌が何より。エディ・マーフィの演技も味があった。黒人の文化が…

自由研究

小学校には今でも夏休みの宿題に「自由研究」の項目がある。これまで「自由なんだからやらない自由だってある」などと屁理屈をこねていたわが息子。8月30日ごろに画用紙一枚に絵を描いて終わり… というおよそやる気のないところを見せていたのが、今年は数日…

原点

昨夜ライブに行ってきた。久し振りに聴いたコテコテのフォルクローレ… もちろん今風のレパートリーもタンゴも、ラピュタのテーマソング(!)もあったけれど。やっぱりいいなあ。初めて聴いたのは中学生のときだったけれど、それまで「音楽」ってなんだか難…

遊園地

まだカメラ機能つきでないケータイを使っていたころは、なにかあるとケータイを頭の上にかざして撮影している人たちを違和感をもって眺めていたのだけれど、最近はこれが便利で、ついつい重いカメラを置いて出かけてしまう。この写真は都内の某遊園地で撮っ…

夏の思い出

子ども: アルゼンチンでねー、おかあさんと馬に乗っていておっこちたの。 飼育員: へ〜、アルゼンチンに行ったことがあるんだ。

物忘れの妙薬

ひさしぶりに味噌汁を作った。火の前に立つだけでくらくらする毎日がつづいていたけれど、昨日今日わりとしのぎやすく、温かい汁物でも作ろうかという気分になれた。味噌汁の具は茗荷とワカメ。茗荷を食べると物忘れがはげしくなるというけど、ほんとうかな?…

用の美?

二部治身(にべ はるみ)さんという挿花家、ナチュラリストがいる。このあいだ図書館で、野草を挿した写真集『百の緑 千の草花』asin:4579204093に目をひかれた。彼女のさす花はちょっと変わっていて、観賞用に栽培されたものばかりじゃなく、道端の雑草 カ…

Tengo una pena que es pena

そんなすごいアーティストの系列にいるアルゼンチン、サルタ州アンガスタコのコプレラ、Julia Vilte。厳しい生活のなかで、彼女の心を唯一解放してくれるのが、コプラを歌うとき。太鼓をたたきながら、スペイン語の四行詩を語るように歌う。その詩は、彼女が…

辛い心

Qué amargas son las horas de la exsistencia mía sin olvidar tus ojos sin escuchar tu voz.「からい」心じゃなくて、「つらい」心。 ビオレタ・パッラ(1917〜67) 生年はじつは私の祖母とほとんど同じ、だけど、家族の枠にも社会の枠にもはめられず、創…

逮捕されたミッキー

http://www.elmundo.es/albumes/2008/08/15/disneylandia/index.html なんてフォトジェニックな抗議活動なんでしょ。 事情は下記。 http://www.cnn.co.jp/business/CNN200808150025.html

ミント入りレモネード

先日、友達に連れて行ってもらったイスラエル料理のお店で、ミントの入ったレモネードを飲んだ。ガラスの背の高いコップに、ミントの葉がぎゅぎゅっとつめてあり、そこにレモン汁と水が加えてある。少し苦味があるので、口のなかがすっきりして、濃厚な料理…

お目こぼし

先日、東北を旅した時に、知人に車で山を案内していただいた。見晴らしのいい場所で遠くの山々を眺めてからふと足元を見ると、ちょうどあたりの夏草を刈ったばかりらしく、小さな紅い花をつけたネジバナばかりが何本も咲いていた。案内してくださった方にた…

非・戦場でも

ある用事で、思春期をすごした街に行った。小学校の最後の一年間と、中学高校時代をすごした街。 なつかしくて楽しい気持ちになっただろうか?どうしてなのかわからないが、思い出だされるのは朝礼で友人が教師に殴られた時のことや、教師たちのどなる声や顔…

いやはや2

たしかに「眠れない」気分にさせる映画ではあったのですが、けっきょくよく寝ました(笑)『アメリカばんざい crazy as usual』が扱っているテーマのひとつは、マイケル・ムーアの映画、とくに『華氏911』などと共通していて、若者が軍隊に入ることを志願する…

いやはや

ただいまポレポレ東中野で上映中のドキュメンタリ映画『アメリカばんざい crazy as usual』を観てきた。ホームレスの支援団体や湾岸戦争、イラクでの戦争からの帰還兵、軍隊の訓練の様子などから浮かび上がってくる恐ろしい予感と、かすかな希望……公式サイト…

切手は天下の回りもの

このところ、ハガキや手紙を書くことが増えて、郵便局に行くと切手を探している。それにしても、このごろ華美な切手がふえたなあ。二枚つづりでひとつの風景が書いてあったり、一シートまるごとのデザインだったり。収集家むけであって、実用むきではない…面…

みっつの星

ある夏の晩のことです。海辺でみっつの星があそんでいました。いちばんちいさい星は、海のむこうに何があるのかしりたくて、およいでいきたいといいました。にいさんの星はおとうとの星にいいました。海の水につかったら、おまえの体はとけてしまうから、行…

まずは、観てみよう

ボリビアに個性的な映画づくりをしている「ウカマウ」というグループがある。めったにはみられないこの人たちの作品を一時にみられる機会が到来。 セルバンテス文化センターにて9日まで。アンテナでしょうかいさせてもらっているブログ「ラテン!、ラテン!…