2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

経験から学ぶために

ブログ上でこんなことを言うのも矛盾した話だが、私はインターネット上(のみ)でのコミュニケーションがあまり好きではない。以前、某SNSのフェミニズム系のコミュニティでの議論を見ていてがっかりしたのは、その人が生きてきた経験よりも、どれだけ上手に…

まかぬ種ははえぬ2

昨年の秋にまいた種から花が咲いた。ナデシコ科の多年草、石竹。ピンクがかった白の花が二つ三つ開いている。植えたころは、どういう経路で手に入れた種か忘れていて、なにかのおまけだろうと思っていたのだが、近所のスーパーの福引の残念賞だったことを最…

こわされた巣

近所のマンションの玄関につばめの巣ができていた。毎年この季節にやってくる。最初はちっぽけだったヒナが成長するにつれ、壁に垂直に作られた巣からこぼれおちんばかりになって親鳥を待つ姿もほほえましい。今年も巣作りが始まって、そろそろ抱卵の時期だ…

もっとよい本をつくってほしいから

私も関係した『まんが 反資本主義入門』版元の明石書店でこんなことが起きています。リンクはレイバーネットHPへ http://www.labornetjp.org/labornet/news/2009/1242318420207staff01大学生のころから、人権双書や赤松啓介の「非常民の民俗文化」など、現実…

Somos mucho más que dos...

日本語にはほとんど訳されていない。(集英社ギャラリー「世界の文学 19」に「モーツァルトを聴く」という短編がおさめられているようだ)スペイン語の詩集も手元に持っていないにもかかわらず、この人の存在が大きいことだけは感じていたウルグアイの作家・…

うぐいす色したガ

照りつける日差しのなか、近所を歩いていると、塀の上のパンジーの鉢に丸々としたハチが止まっている… 止まっているといっても静止しているわけではなく、こきざみに羽を動かしているが、目にもとまらぬ速さだ。二本の触角にうぐいす色に光る背、花の蜜をす…

「もうひとつの世界」

「もうひとつの世界」についてのもう一冊の本。「もうひとつの世界」への最前線―グローバリゼーションに対して立ちあがる市民たち作者: クリストフアギトン,Christophe Aguiton,増田一夫,稲葉奈々子出版社/メーカー: 現代企画室発売日: 2009/05メディア: 単…

バンディング

野鳥の行動範囲や寿命をしるために足環をつけることをバンディングというのだそうだ。バンディングを経験したシジュウカラのヒナAちゃんの証言を代わりに(笑)まとめてみました。小鳥にとっての人間は、ウルトラマンぐらいの大きさがあるのだそうで、つかまれ…

あしわ

今日ね、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちと、お母さんがご飯をもってきてくれるのを待ってたら、突然お部屋が暗くなって、なんだか黒いおおきないも虫みたいなのが上からおっかぶさってきて、白い袋にいれられちゃった。あたし、すごーくびっくりした。でも、お…

母の日がくると

いつも思い出すのだが、10数年前の五月の第二日曜日の夕方、突然の電話で高校時代の友人の訃報を知らされた。大輪の白い花のような、誰からも愛される人だった。その年の春先、突然電話がかかってきて一緒に花見をしたのを覚えている。私が桜の花の下でとっ…

岡部伊都子回顧展@立命館大学国際平和ミュージアム

今月31日まで。詳しくはこちらで

悪夢

子どもの日常とて、小鳥のそれと同じで、毎日幸せなことばかりともかぎらない… 数日前、起き出してきた子どもが「怖い夢をみた」と言う。また恐竜にでも追いかけられたのかと思って聞くと、戦争に行くことになったのだと。しかも戦場で逃げ出し(となりのク…

まるでドラマ

昨秋、とある公園で巣箱作りを体験させてもらったのだが、行きがかり上、じっさいに鳥がそこに巣を作るかどうかを観察する集まりにも参加することになった。春先から定期的に通っているのだけれど、つぎつぎとドラマティックな事件が起こる。初めて巣が作ら…

今日も幸せ。

ひさしぶりにオムライスを作る。できあがったところで、ケチャップ片手に「何か書く?」と子どもに聞くと、「名前かいて」という答え。…そんなこと一度もしてあげたことはなかったが、内心あこがれていたのだろうか?(笑)まだまだ可愛いものよのう、と胸の…

はじめての高円寺

座・高円寺の見物がてら、前から一度行ってみたいと思っていた高円寺へ。劇場入口で手造りの本やブックカバーを売る人たちに目を奪われる。ロビーでは本の楽市開催中。ここでなんと1945年発行の『ドナルド・ダックの南米旅行』を入手… 「旅する絵本のカ…

絵本カーニバル@座・高円寺

旅する絵本カーニバル+びっくり大道芸 こちらで

みずうみ

大切な人たちとみずうみで遊ぶ。湖畔の青い草はらの上にねころんで、風にふかれながら小鳥の声を聞くのは、この世のものとは思われない心地よさ。いつか、水源へ行こう。この日見た花:ミヤマキケマン、ツボスミレ?、タチツボスミレ?、ジュウニヒトエ、チ…

いやな感じ

新型インフルエンザの話だ。病気の話だから、いやな感じがするのは当たり前だが、どうも病気そのものとは関係のないところでいやな感じの出来事がいろいろと…「メキシコ以外で初の死者!」…ってリオグランデ川をはさんでのことですよね。なんでそこまで言う…