2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ドン・シスト・パラベシーノ亡くなる

4月24日(現地)、アルゼンチン、サンチアゴ・デル・エステーロ州出身のバイオリニスト、作曲家シスト・パラベシーノ(Sixto Palavecino)氏肺炎で亡くなる。94歳。彼のアルバム『キチュア語を話す子どものための童謡集』"Canciones infantiles para niños qui…

童心にかえる

ダンサ・オーガニカ初日。踊りは苦手なのでおっかなびっくり参加してみた。特に決まったステップはなく、いろんな音楽に合わせて動きながら自分を表現するという主旨らしいのだが… コロンビア人の先生について、呼吸法の指導、ウォーミングアップに始まり、…

アロス・コン・レチェ

四月からテレビ東京で放映中の『ドーラといっしょに大冒険』。ニコロデオン製作のこの番組、スペイン語ー英語のバイリンガル視聴者を意識してるみたい。日本での放送はもちろん日本語と英語なわけだけれど… そのせいかどうかわからないが、番組中に使われて…

日本から・日本への移民を考える…

非相続者の精神史―或る日系ブラジル人の遍歴 (1981年) (叢書ライフ・ヒストリー〈2〉) ひかげの日系人―ガイジン記者が見た南米の出稼ぎ労働者 他にもたくさんあるとは思いますが、とりあえず。日本の「かたち」や「品格」を云々するならば、こうした視点も必…

日系人労働者への「帰国支援」

アルゼンチンやラプラタの音楽事情、日系人事情に詳しいタニイさんのブログで知ったことだけれど、日系人労働者−失業者への「帰国支援」策が実施されているそうだ。帰国のための旅費をなにがし援助するということらしいが、再入国の後は、これまでと同じよう…

地獄の釜の蓋2あるいは日常生活の虹

先日見つけたキランソウのある公園へ、また足を運んだ。あいかわらず濃い紫のきれいな花を咲かせていたのだけれど、よく似た(でも花のつき方がちょっとちがう)植物が園内に数か所… セイヨウジュウニヒトエというらしい。こちらは海外産の園芸種で、べつに…

格差社会に女性が挑む

仕事の帰りに電車が止まって、書店で立ち読みしたロスジェネ第二号の堤未果×増山麗奈の対談が面白かった。題して「大転換時代に女たちが挑むー格差社会と妻・母親・表現者の生き方」。母親・表現者というのはよくある組み合わせだが、それに「妻」が加わると…

地獄の釜の蓋

里山を再現した公園で遊ぶ。地獄の釜の蓋というのはある花の名前。キランソウといって青紫の可愛い花を咲かせる植物なのに、なんでこんな異名をもつのかふしぎ。そのほかシロツメクサ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、カキドオシ、ムラサキサギゴケ、キュウ…

「自律」への道

以下、引用です。家族内であれ、社会との関係であれ、人は様々な理不尽を経験する。 「この親でなければ…」 「この上司に出逢わなければ…」 どうしようもない理不尽だが、人は出くわす。 それらの体験を通して学ぶべき事は、人を支配してはいけないというこ…

ダンサ・オーガニカ

四月より目黒にあるラテン文化サロン、カフェ・イ・リブロスでダンサ・オーガニカ(英語だとさしずめオーガニック・ダンス)の講座が始まります。講師はコロンビア出身の女性ダリさん。コロンビアでは先住民の工芸を扱うショップを経営されていたとか… 三人…

まんがで知る外国につながる子どもたち

『まんがクラスメイトは外国人 多文化共生20の物語』「外国につながる子どもたちの物語」編集委員会編 (まんが)みなみななみ 明石書店刊 1260円まだ表紙写真はアップされてないようですが、日本の学校に通う外国につながる子どもたちの直面している問題が…

はるやすみのしゅくだい

私が子どもの頃はなかったし、うちの子の学校でも一昨年度まではなかったのに、昨年度は大量の宿題がだされた。ワークブック一冊にテスト形式の問題が3〜4ページ。これを十日ほどで仕上げろというのである。休みになったら子どもを連れて(口実に)出かけ…

並木道

かつての荒川支流あとの緑道が、いまは桜並木。