くさばな

おみなえし

ひと月ほど前のことですが、黄色い花の咲くおみなえしを見かけました。秋の七草のひとつですが、街ではあまり見かけない花です。見つけたのは、二子玉川Riseという複合施設のビルの敷地内でした。ファッション誌から抜け出してきたようなカップルや家族連れ…

犬も歩けば棒にあたる

いろはがるたって奥深いですね。 今年になってから、ちょっと人に誘われて出かけた先で、目からうろこの発見があったり、感動するような出会いに事欠きません。 足下の草花もそのひとつ。これはキランソウという植物で、薬草としてもつかわれ、別名をジゴク…

クリスマスローズ、咲いた。

クリスマスローズという名前なのに、今頃咲きました。いろんな種類があるようですが、うちのはご覧のとおりくすんだベージュとグリーンのまざった微妙な色合いで、うつむいて咲いています。 昨夜、ちょっとした写真講習会に行ってきました。某カメラメーカー…

咲いた咲いた

我が家のチューリップが咲きました。先週あたりからつぼみが出ていたのですが、ここ数日の陽気で一気に色づいて花開いたのです。近所のスーパーの園芸用品売り場で、どんな花が咲くかも深く考えずに選んだ球根でしたが、赤い花びらに白の模様がはいっていて…

植え替え

春のベランダ仕事がひと段落しました。 今年も、収穫を楽しみにできる程度の野菜を植えることにして、あとは増えすぎたイチゴの苗を植え替えたり、実家におしつけたり(笑) キッチンに生けていたミリオン・バンブーは勢いよく根が生えてきたので、こちらも鉢…

ベビーリーフ第4期生

つい先日、四回目の種まきをしました。 一回目の種はものすごく速く芽を出したのですが、ちょうど夏が戻ったような暑さの日もあったりで枯れるのも早く、敗因はまいた後かける土の薄さではなかったかと分析しています。 二回目は家族にまいてもらいました。…

菜園からの報告

長雨続きだった九月が終わり、秋らしい青空が顔をのぞかせてくれるようになりました。 ベランダのミニミニ菜園はもう収穫もほぼ終わり。トマトは花を咲かせど実は結ばず、ピーマンがのんびりと一個実をつけているぐらいです。 そんな菜園に仲間が… このとこ…

秘密の花園からの報告

今週が今年の夏の暑さのピークとなるというニュースを聞いたけれど、ベランダの秘密の花園(笑)は秋の気配。 ミニトマトのアイコは全盛期30個の実をつけていたけれど、残りは5個。オクラは地味に収穫がつづいたが、いまのところ小さな花芽をふたつ残すところ…

誠実、真実

とは、小菊(白)の花言葉だそう。蒸し暑い7月最初の土曜日、花を飾りました。白い小菊と濃い紫のトルコ桔梗。最近のトルコ桔梗は形も色もさまざまで、一か月ぐらい前にはグリーンがかったクリーム色の花を買いましたが、今日は古典的な感じの濃い紫です。 …

春の野の花

早春の箱根に行きました。 20日に開場したばかりの箱根湿生花園では、ミズバショウやザゼンソウ、カタクリや、名前をおぼえているかぎりですが、キクザキイチゲやセントウソウなどが可憐な花を咲かせていました。柳の仲間のふわふわした芽や、地面や枝先から…

草の花

昨日の夕方、スーパーに買い物に行ったら、珍しい花束が売っていた。ワレモコウにリンドウ、薄紫のハナトラノオ?、コバンソウ?という地味な色合いの、野の花を摘んできたような取り合わせ。風通しのよくない家の中のことなのでいつまで持つかわからないが…

箱庭の春

19日(金曜日)は二十四節気の雨水。その翌日から急に暖かくなりはじめて、春の気配の小さなベランダの花たち。もうすぐうぐいすのさえずりが聞けるようになるかな。うちの近所にはいないようだけど。 ちょっと珍しい形の花のクロッカスが咲いたので。うしろ…

白いヒヤシンス

鉢植えにして室内で育てていたヒヤシンス、最初のつぼみが咲いたのは土曜日だったのに。今日はもう六つのつぼみが開いている。小さな部屋にはややきついぐらいの芳香。

ふたつめのおくりもの

こんどは紫色のクロッカスが咲いた。ヒヤシンスのつぼみも葉の間から見えてきた。小さなきのこの笠のようなものが落ちていると思ったら、遅れて伸びてきたクロッカスの球根の「皮」だった。何事もない日常を言祝ぐ。

太陽のおくりもの

ベランダのクロッカスの最初の一輪が咲いた。山吹色の花びらが太陽の光に輝いている。オレンジがかったこの黄色が大好き、といっても、何種類かの球根が混ざったパックのなかで、この花が一番に咲いたのは単なる偶然だろうけど。黙って地面の下で根を張って…

冬の楽しみ

今年も球根を植えてみた。昨年来の水仙のほか、あらたにクロッカスとヒヤシンスを加えて… 一番最初に芽を出したのはクロッカスで、ヒヤシンスもすべて芽を出した。水仙はここ数日ようやく頭をのぞかせた。それに加えて、そのへんで摘んできた野草を無造作に…

君の名は

昔、そういうタイトルのラジオドラマ(と、リメイクのテレビドラマ)があったが、昨年の夏ごろから気になっていた小さな野の花(雑草ともいう)の名前が、今日ついにわかった。よく空地や道路わきのほんのちょっとしたスペースに生えていて、つやのある深緑…

ソバの花

近所のショッピングセンターの植え込みで、ときどき珍しい植物をみかける。もう数年前から気がついていたのは、ジンジャー(ショウガかミョウガっぽい)の花。今年はそれに加えて、白い小さな花を咲かせる植物を発見した。細長いハートのような形の葉っぱに…

山の空気

今年の夏はあちこちで豪雨のために人の命が奪われている…(合掌) そんななか、申し訳ないような気になりつつ、そしてまた、何が起こるかわからないといささか及び腰で山に出かけた。まあ、こんなことを書いている時点で、無事に帰れたということなのだが、…

まかぬ種ははえぬ2

昨年の秋にまいた種から花が咲いた。ナデシコ科の多年草、石竹。ピンクがかった白の花が二つ三つ開いている。植えたころは、どういう経路で手に入れた種か忘れていて、なにかのおまけだろうと思っていたのだが、近所のスーパーの福引の残念賞だったことを最…

地獄の釜の蓋2あるいは日常生活の虹

先日見つけたキランソウのある公園へ、また足を運んだ。あいかわらず濃い紫のきれいな花を咲かせていたのだけれど、よく似た(でも花のつき方がちょっとちがう)植物が園内に数か所… セイヨウジュウニヒトエというらしい。こちらは海外産の園芸種で、べつに…

地獄の釜の蓋

里山を再現した公園で遊ぶ。地獄の釜の蓋というのはある花の名前。キランソウといって青紫の可愛い花を咲かせる植物なのに、なんでこんな異名をもつのかふしぎ。そのほかシロツメクサ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、カキドオシ、ムラサキサギゴケ、キュウ…

水仙、咲いた

日曜日のことなんだけど… 気がついたら咲いていた。背の高くならない品種ということもあって、ほとんど地面すれすれに小さな黄色いラッパズイセンがひょっこりと。球根を植えたころのことをまざまざと思い出してしまった。あのころ、ひどく心を傷つけられる…

バラがきた日

九月に送られてきて、親子してあかずにながめていた種苗カタログのなかから、子どもがどうしてもというので注文していたバラの苗が届いた。狭いベランダしかない借家住まいの身ではつるバラのアーチづくりなど望めもしないので、直立性?のバラの苗木一本。…

ブルーキャッツアイ?

10月上旬に御嶽渓谷で。名前がわからないのですが、花屋の店先で見たブルーキャッツアイに似ているような… 私が子どものころ奥多摩を歩いたときには出会わなかった花という気がして、写真を撮ってみました。 携帯写真で色もあまりよく出ていないのですが、青…

まかぬ種ははえぬ

子どものころ、家にことわざなどをとりあげて短いお話をつけた本があって、それで覚えたいいまわし。原因がないのに結果の生ずるはずはない。何もせずに好結果を期待しても無理である。(広辞苑)そんな難しい話じゃないんだ、ただこないだ播いた種が芽を出…

気が早い?

もうあと一週間もすれば、こんなのんきな生活も終わって、時間に追われる日々が始まる。気がついたらクリスマス… みたいな?だから、ちょっと気が早いけど球根を植えた。水仙とチューリップ。日本水仙は好きだけど、植える場所のことを考えたら球根があまり…

地味な花(めも)

アキノミチヤナギ…見つけるとうれしい花。

ペンタス

ベランダに長いこと置きっぱなしだった古い自転車を処分してから、何か植物を育てたくなっていた。ところがなかなか気に入るものがなくて、何度も同じ花屋に足を運んではがっかりすることの繰り返し。 今日はふと思い立って、まだ一度も買い物したことのない…

お目こぼし

先日、東北を旅した時に、知人に車で山を案内していただいた。見晴らしのいい場所で遠くの山々を眺めてからふと足元を見ると、ちょうどあたりの夏草を刈ったばかりらしく、小さな紅い花をつけたネジバナばかりが何本も咲いていた。案内してくださった方にた…