2009-01-01から1年間の記事一覧

サルサ・パーティー

チャリティー・サルサ・パーティーのお知らせが来ました!SALSA WITHOUT BORDERS at CAFE y LIBROS 「国境なきサルサ」 「国境なきアーティストたち」 の チャリティー・イベントです。「国境なきアーティストたち」(http://www.artwit.org)はアーティスト…

Te quiero

19日に訃報を書いたBenedettiの詩にアルゼンチンの音楽家Alberto Faveroが曲をつけたもの。台湾の高雄の合唱団の映像を、友人が紹介してくれた。http://www.youtube.com/watch?v=WnPPqAWiF4shttp://es.wikipedia.org/wiki/Alberto_Favero 上の記事は、Wikipe…

女の知恵の輪.net

いやいや、東京にもありました。WANが全国ネットだとすれば、東京近郊のひとにはこちらも重宝するかと… こちらで紹介されているイベント、面白そうなものが多いのですが、実際にはなかなか足を運べません。でも、そういうことを考えているひとがいるというこ…

ウィメンズ・アクション・ネットワーク

楽しみにしていたサイトがいよいよオープン。ニュース、実用的な情報(各地の相談先とか)のほか、書評にマンガ『バケツでごはん』が取りあげられていたり、フリーターの定義に既婚女性が入っていないふしぎについて書かれたよみもの「なぜ女の労働はみえな…

経験から学ぶために

ブログ上でこんなことを言うのも矛盾した話だが、私はインターネット上(のみ)でのコミュニケーションがあまり好きではない。以前、某SNSのフェミニズム系のコミュニティでの議論を見ていてがっかりしたのは、その人が生きてきた経験よりも、どれだけ上手に…

まかぬ種ははえぬ2

昨年の秋にまいた種から花が咲いた。ナデシコ科の多年草、石竹。ピンクがかった白の花が二つ三つ開いている。植えたころは、どういう経路で手に入れた種か忘れていて、なにかのおまけだろうと思っていたのだが、近所のスーパーの福引の残念賞だったことを最…

こわされた巣

近所のマンションの玄関につばめの巣ができていた。毎年この季節にやってくる。最初はちっぽけだったヒナが成長するにつれ、壁に垂直に作られた巣からこぼれおちんばかりになって親鳥を待つ姿もほほえましい。今年も巣作りが始まって、そろそろ抱卵の時期だ…

もっとよい本をつくってほしいから

私も関係した『まんが 反資本主義入門』版元の明石書店でこんなことが起きています。リンクはレイバーネットHPへ http://www.labornetjp.org/labornet/news/2009/1242318420207staff01大学生のころから、人権双書や赤松啓介の「非常民の民俗文化」など、現実…

Somos mucho más que dos...

日本語にはほとんど訳されていない。(集英社ギャラリー「世界の文学 19」に「モーツァルトを聴く」という短編がおさめられているようだ)スペイン語の詩集も手元に持っていないにもかかわらず、この人の存在が大きいことだけは感じていたウルグアイの作家・…

うぐいす色したガ

照りつける日差しのなか、近所を歩いていると、塀の上のパンジーの鉢に丸々としたハチが止まっている… 止まっているといっても静止しているわけではなく、こきざみに羽を動かしているが、目にもとまらぬ速さだ。二本の触角にうぐいす色に光る背、花の蜜をす…

「もうひとつの世界」

「もうひとつの世界」についてのもう一冊の本。「もうひとつの世界」への最前線―グローバリゼーションに対して立ちあがる市民たち作者: クリストフアギトン,Christophe Aguiton,増田一夫,稲葉奈々子出版社/メーカー: 現代企画室発売日: 2009/05メディア: 単…

バンディング

野鳥の行動範囲や寿命をしるために足環をつけることをバンディングというのだそうだ。バンディングを経験したシジュウカラのヒナAちゃんの証言を代わりに(笑)まとめてみました。小鳥にとっての人間は、ウルトラマンぐらいの大きさがあるのだそうで、つかまれ…

あしわ

今日ね、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちと、お母さんがご飯をもってきてくれるのを待ってたら、突然お部屋が暗くなって、なんだか黒いおおきないも虫みたいなのが上からおっかぶさってきて、白い袋にいれられちゃった。あたし、すごーくびっくりした。でも、お…

母の日がくると

いつも思い出すのだが、10数年前の五月の第二日曜日の夕方、突然の電話で高校時代の友人の訃報を知らされた。大輪の白い花のような、誰からも愛される人だった。その年の春先、突然電話がかかってきて一緒に花見をしたのを覚えている。私が桜の花の下でとっ…

岡部伊都子回顧展@立命館大学国際平和ミュージアム

今月31日まで。詳しくはこちらで

悪夢

子どもの日常とて、小鳥のそれと同じで、毎日幸せなことばかりともかぎらない… 数日前、起き出してきた子どもが「怖い夢をみた」と言う。また恐竜にでも追いかけられたのかと思って聞くと、戦争に行くことになったのだと。しかも戦場で逃げ出し(となりのク…

まるでドラマ

昨秋、とある公園で巣箱作りを体験させてもらったのだが、行きがかり上、じっさいに鳥がそこに巣を作るかどうかを観察する集まりにも参加することになった。春先から定期的に通っているのだけれど、つぎつぎとドラマティックな事件が起こる。初めて巣が作ら…

今日も幸せ。

ひさしぶりにオムライスを作る。できあがったところで、ケチャップ片手に「何か書く?」と子どもに聞くと、「名前かいて」という答え。…そんなこと一度もしてあげたことはなかったが、内心あこがれていたのだろうか?(笑)まだまだ可愛いものよのう、と胸の…

はじめての高円寺

座・高円寺の見物がてら、前から一度行ってみたいと思っていた高円寺へ。劇場入口で手造りの本やブックカバーを売る人たちに目を奪われる。ロビーでは本の楽市開催中。ここでなんと1945年発行の『ドナルド・ダックの南米旅行』を入手… 「旅する絵本のカ…

絵本カーニバル@座・高円寺

旅する絵本カーニバル+びっくり大道芸 こちらで

みずうみ

大切な人たちとみずうみで遊ぶ。湖畔の青い草はらの上にねころんで、風にふかれながら小鳥の声を聞くのは、この世のものとは思われない心地よさ。いつか、水源へ行こう。この日見た花:ミヤマキケマン、ツボスミレ?、タチツボスミレ?、ジュウニヒトエ、チ…

いやな感じ

新型インフルエンザの話だ。病気の話だから、いやな感じがするのは当たり前だが、どうも病気そのものとは関係のないところでいやな感じの出来事がいろいろと…「メキシコ以外で初の死者!」…ってリオグランデ川をはさんでのことですよね。なんでそこまで言う…

ドン・シスト・パラベシーノ亡くなる

4月24日(現地)、アルゼンチン、サンチアゴ・デル・エステーロ州出身のバイオリニスト、作曲家シスト・パラベシーノ(Sixto Palavecino)氏肺炎で亡くなる。94歳。彼のアルバム『キチュア語を話す子どものための童謡集』"Canciones infantiles para niños qui…

童心にかえる

ダンサ・オーガニカ初日。踊りは苦手なのでおっかなびっくり参加してみた。特に決まったステップはなく、いろんな音楽に合わせて動きながら自分を表現するという主旨らしいのだが… コロンビア人の先生について、呼吸法の指導、ウォーミングアップに始まり、…

アロス・コン・レチェ

四月からテレビ東京で放映中の『ドーラといっしょに大冒険』。ニコロデオン製作のこの番組、スペイン語ー英語のバイリンガル視聴者を意識してるみたい。日本での放送はもちろん日本語と英語なわけだけれど… そのせいかどうかわからないが、番組中に使われて…

日本から・日本への移民を考える…

非相続者の精神史―或る日系ブラジル人の遍歴 (1981年) (叢書ライフ・ヒストリー〈2〉) ひかげの日系人―ガイジン記者が見た南米の出稼ぎ労働者 他にもたくさんあるとは思いますが、とりあえず。日本の「かたち」や「品格」を云々するならば、こうした視点も必…

日系人労働者への「帰国支援」

アルゼンチンやラプラタの音楽事情、日系人事情に詳しいタニイさんのブログで知ったことだけれど、日系人労働者−失業者への「帰国支援」策が実施されているそうだ。帰国のための旅費をなにがし援助するということらしいが、再入国の後は、これまでと同じよう…

地獄の釜の蓋2あるいは日常生活の虹

先日見つけたキランソウのある公園へ、また足を運んだ。あいかわらず濃い紫のきれいな花を咲かせていたのだけれど、よく似た(でも花のつき方がちょっとちがう)植物が園内に数か所… セイヨウジュウニヒトエというらしい。こちらは海外産の園芸種で、べつに…

格差社会に女性が挑む

仕事の帰りに電車が止まって、書店で立ち読みしたロスジェネ第二号の堤未果×増山麗奈の対談が面白かった。題して「大転換時代に女たちが挑むー格差社会と妻・母親・表現者の生き方」。母親・表現者というのはよくある組み合わせだが、それに「妻」が加わると…

地獄の釜の蓋

里山を再現した公園で遊ぶ。地獄の釜の蓋というのはある花の名前。キランソウといって青紫の可愛い花を咲かせる植物なのに、なんでこんな異名をもつのかふしぎ。そのほかシロツメクサ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、カキドオシ、ムラサキサギゴケ、キュウ…