遅い春

そろそろ国公立大学の合格発表。子どもと二人三脚でがんばってきた親にとっては、子育ての「卒業証書」が得られるかどうかどきどきの季節だろう… 教育熱心な親たちに育てられた反動か、どうも子どもの教育にそこまで熱意をかたむけられずにいたら、とんでも…

力持ちの女たち

早春の伊豆に、イチゴやら桜やらカーネーションを狩りに行って、風邪と花粉症の相乗効果のような状態に陥っている。そんな具合のわるいときには、すかっとする力持ちの女性の話。 地上最強の美女バイオニック・ジェミー [http://] ワンダーウーマン 昔はけっ…

パリジェンヌと言えば

わたしが人生でいちばん最初に出会ったパリジェンヌはこの方でした。 「パリジェンヌ」…なんかいい匂いがしてきそうな単語です。そして日本でも大人気。アマゾンの書籍タイトルでも326ヒットしました!(2018年2月18日調べ) そんな”みんなが大好き”なパリジ…

ドキュメンタリー映画2本

劇場公開時に見逃したアルゼンチンつながりのドキュメンタリー映画を2本観ました。 ひとつめは、タンゴの起源がフィンランドにあると聞いて、これは「聞き捨てならぬ!!!」とばかりにフィンランドへ乗り込んだ、3人のアルゼンチン人のタンゴ音楽家の道中記…

春の光

立春をすぎたあたりから、寒さはあまり変わらないけれど、光がいちだんとやわらかくなってきたのを感じる。 中国、日本の太陰太陽暦で暦日と季節を合わせるために設けた、12個の中気と12個の節気の総称を二四気、節気といい、立春はそのひとつ。「春の始まり…

阿賀野川に会いに行ってみた

宇井純さんという方が、反公害運動にかかわり水俣など多くの地域を見てきた経験から「大規模開発をやったり大資本に頼ったところは寂れてしまい、住民運動をやっていたところは元気で頑張っている」「運動というのは、やっている最中はえらく骨が折れてくた…

ボリビアから世界へ

(たぶん数世代前までは日本人の父母から生まれ)日本で生まれて日本で育ったので、人種差別というものを経験したことがなかったのだが、20をちょっとすぎたころにアルゼンチンへ留学して、自分が肌の色を理由に差別されることがあるのだということを体験した…