昨年の国連気候変動会議(COP21)のおり、セーヌ河上にカヌーでさっそうと現れた若いひとの出演する動画。エクアドルのサラヤク地方を石油開発からまもろうとしている先住民族キチュアとスウェーデンの血をひく女性が語り手(英語)。
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ニュースで見たときに、まさかエクアドルからカヌーで大西洋をこいできたのかと思ったが、さすがにそうではなかったらしい(笑)
このコミュニテイについての、くわしい日本語情報はこちらにあった。記事のなかで紹介されている映像も興味をひかれる。
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少し前から米国でも石油パイプラインの建設に反対するネイティブアメリカンのスーの人たちの行動が話題になっているけれど、飲み水が汚染されてしまったら、石油もその他の鉱物資源も何の役にも立たないことがわからないというのは単純に考えるとおかしな話だ。その土地の自然から得られるもので暮らす人たち(たとえばここではキチュアの人たち)はともかく、都会に住んでいれば関係ない気になるのは仕方のないことかもしれないが、年に数日でも、豊かな自然のなかでいやされたいという気持ちをもつ/そんな経験がある人であれば、無関心ではいられないと思うのだが、どうなんだろう?
そういえば、アルゼンチンで巨大鉱山開発にNo!をつきつけた人たちのスローガンは「水は金よりも貴い」だったし、スーの人たちのかかげていたメッセージボードにも「水はいのち」と書かれていたような。