いんでぃへな

Drops-D59

以前、ケチュア語という南米先住民の言語を学んでいたことがあります。残念ながら、話せるようにはなっていませんが、レアな言語ということもあり、学ぶ経験自体がとても興味深いものでした。場とか、先生とか、一緒に学ぶ仲間などなど。 それ以降、日本の先…

今年の振り返り 趣味編

タイには行ったことはないのだけれど、十年ぐらい前に、近所の区の施設で開講されていたタイ式ヨガを習ったことがある。タイ式ヨガというのは、とりあえずわかりやすく伝えるために使われる表現で、正式にはルーシーダットンという。 ルーシーダットンは、タ…

私たちは、ひとりではない

ANAHI MARILUAN - MAPU KIMUN - KISULELAIÑ マプチェ語とスペイン語で歌手として活動するアナイ・マリルアンの歌 この「私たち」は女性を指している。 偶然見つけたPVだけど、昨夜、ひさしぶりに訪れたアイヌ料理の店でかかっていた、アイヌ語の歌のひびきに…

ベルタ・カセレスさんの死から3年(2)

COPINHとベルタ・カセレスさん ホンジュラスには、レンカ、トルパン(ヒカケ)、ガリフナ(モレノ)、ミスキート、ペチ(パヤ)、タワカ、チョルティの7つのエスニック集団が存在し、1988年の統計では全人口の12パーセントを占める。(『ホンジュラスを知る…

ベルタ・カセレスさんの死から3年(1)

以前、日本ラテンアメリカ協力ネットワーク(recom)発行の「そんりさ」に書かせていただいたものをこの機会に。長いので二回にわけました。(2016年6月時点でわかっていたことをベースに書いています) ホンジュラス、ベルタ・カセレスさん殺害をめぐって …

なんのために生きる?

[http://:title] ホンジュラスで現在進行形の市民の人権侵害に関するビデオ。 昨年の3月に暗殺されたホンジュラスの先住民族団体COPINHのリーダーだったベルタ・カセレスさんの死の真相はまだ明らかになっていない。実行犯と思われる人たちは逮捕されたのだ…

ワン・ロード展への旅

4月後半の釧路は小雪がちらつく寒さでした。 数か月前から楽しみにしていた、釧路市立美術館で開催中のアボリジニ・アート展のために行ったのですが、(たまたまその分だけのマイレージがたまっていたのは偶然なのか?)道東はまだフキノトウが道端のそここ…

チロエの子どものお話

チリ南部のチロエ島に住む先住民族ウイジチェ人の男の子が主人公のアニメ。チリのnovasurという教育系の公共チャンネルが作成していて、ほかにも北部のアイマラ人、南部のマプチェ人、ラパヌイ(イースター島)の男の子、女の子が主人公のものがあります。(…

河に抱かれる

アルゼンチンの北東部には、これまで二度ほど足を運んだことがある。一度目はサンタフェからエントレ・リオス~コリエンテス~チャコ~イグアスの滝というコースだったけれど、バスを使った旅だったのであまり奥地には行けなかった。 二度目は3年前だが、こ…

ダコタ・アクセス・パイプラインに反対する女性たち

[http://] ウィスコンシン出身の映像作家シャノン・クリングさんが撮影中の映画”End of the line" 9月15日のブログに書いたエクアドルの女性も連帯してスタンディング・ロックのキャンプ地を訪問していたけれど、今年の4月からキャンプをはってパイプライン…

マプチェーテウェルチェの遺体が返還される

www.telam.com.ar ラプラタ大学付属のラプラタ自然科学博物館で展示・保存されていたマプチェーテウェルチェのカシーケ(リーダー)など遺体の一部、4名の方のものが返還されたというニュース。19世紀末の先住民討伐作戦(軍隊によるもの)の折に殺害もしく…

セーヌ河をカヌーで

昨年の国連気候変動会議(COP21)のおり、セーヌ河上にカヌーでさっそうと現れた若いひとの出演する動画。エクアドルのサラヤク地方を石油開発からまもろうとしている先住民族キチュアとスウェーデンの血をひく女性が語り手(英語)。 [http://:title] ニュ…

先住民族映像作品フェスティバル

www.precolombino.cl チリ、サンチアゴの先スペイン期芸術博物館(上記リンク)で、来月5日から11日に、こちらの博物館主催の先住民族に関するビデオや映画などを上映するフェスティバルがあるとのこと。 参加作品のほとんどが、ラテンアメリカ各国から公募…

はるかコロンビアで

Biodiversidad en América Latina | Exterminio en Colombia: privatizan un río y matan de hambre a 14 mil indígenas コロンビア北部のグアヒラ(Guajira)という地方で、ランチェリア川(el río Ranchería)が企業によって私有化された影響で、1万4千人の…