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今年の春

健康診断の結果を聞きに行ってきました。昭和な感じの木製の身長測定器のある個人病院です。

結果はすべて白。それはそうだ。心身の健康第一でストレス最小の働き方を選んできたのだから。しかし、これからもそういう働き方でいいのか、迷わないでもないこの頃。と、迷うようになれたのは心の重荷をひとつおろせたからだ。というわけでひときわうれしい春でもある。

バスだと10分ほどの道のりを、帰りは歩きで。すみれだけでも4種類ほど見ることができて幸せでした。×15ルーペを持参し忘れたのが唯一の後悔(笑)。

美しい「女」たち

リリーのすべて』という映画を観て考えさせられた。実在したデンマークの”女性”とその妻が主役の映画。20世紀初頭、ひょんなことから女装して妻の絵のモデルをつとめた夫が、もともと心に秘めていた女性として生きたいという願望を発見し、性転換手術を受ける。それを支える”妻”の愛情の強さは感動的だった。

フランス映画『彼は秘密の女ともだち』は、英国のミステリ作家ルース・レンデルの短編にヒントを得たそうだけれど、小さな娘をのこして妻に先立たれた夫が、女装しているときが一番自分らしくいられることに気づいて葛藤する物語。妻の親友は、いつのまにか女装した彼にひかれている自分に気づいて混乱する。最後は幸せそうな彼らの姿で終わるのだが…

 

 

そして、ちょっと古いけど『ハイヒール』(1991)。上記2作と違う点は、ここでは女装は、潜入捜査という名目で行われているところ。女装する検事(!)を演じているのは、スペインの人気歌手ミゲル・ボセ。ただし彼は完全な脇役で、主役は一組の母娘。この母親がひたすら自分のキャリアを優先するため、娘は母の愛を渇望して苦しみ、ついには自分の人生まで壊しそうになる。

f:id:rosita:20170116221403j:plainCongaroviaから

右がボセ。左は監督のペドロ・アルモドバル

 

私には異性装やその心理について専門的なことは知らないが、身体まで変えたいのか、外見を変えたいのか、いろいろなパターンがあるということはなんとなくわかるようになってきた。

とはいえ、この美しき男優たちの姿を見て一番に感じるのは、「敗北感」ーというより、もうちょっと乾いた「かなわねえな」という感情ーだ。子どものころから「女らしい」身なりやふるまいというものを親から強要されることなく育ってきたので、それをより強く感じるのかもしれない。

一方、女性が男装して生きることを選択する物語というのもあるらしい。ただ、こちらのほうはかなり重い話が多いようで、レンタルショップなどでも見かけられないのだが、いずれ観てみたいと思っている。 

 

 

 

 

チロエの子どものお話

チリ南部のチロエ島に住む先住民族ウイジチェ人の男の子が主人公のアニメ。チリのnovasurという教育系の公共チャンネルが作成していて、ほかにも北部のアイマラ人、南部のマプチェ人、ラパヌイ(イースター島)の男の子、女の子が主人公のものがあります。(”Pichintún"シリーズ)

短い時間のなかで、子どもたちの生活、社会の特徴、神話までよく紹介しています。言語はスペイン語ですが、絵がかわいらしいので言葉がよくわからなくても楽しめると思います。

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ベビーリーフ第4期生

つい先日、四回目の種まきをしました。

一回目の種はものすごく速く芽を出したのですが、ちょうど夏が戻ったような暑さの日もあったりで枯れるのも早く、敗因はまいた後かける土の薄さではなかったかと分析しています。

二回目は家族にまいてもらいました。これが大当たり。つい最近までおいしくいただいていました。

三回目は自分で再挑戦。つい種をまきすぎで過密状態になりましたが、間引きつつ楽しんで食べているところです。

さて、四回目。だいぶ寒さが厳しくなってきたので、どうなるでしょうか? 今回は2Lのペットボトルを切ったものを初めて利用してみました。

このベビーリーフのベランダ栽培を始めてから、生で食べる葉物野菜はほとんど購入していません。今度は青ネギも栽培したいと夢(欲)をふくらませております。

河に抱かれる

アルゼンチンの北東部には、これまで二度ほど足を運んだことがある。一度目はサンタフェからエントレ・リオス~コリエンテス~チャコ~イグアスの滝というコースだったけれど、バスを使った旅だったのであまり奥地には行けなかった。

二度目は3年前だが、このときは知人の案内でサンタフェ州の古都カジャスタでボートに乗ってパラナ川の支流を走った。

見渡す限りの水、そして空。そのうちどっちが空でどっちが水だかわからないような不思議な感覚に陥った。正確にはそこはアマゾニアではなかったが、そのときの感覚を、この映画を観ていて思い出した。

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脚本だけで4年かかったという。南米の先住民をとりまく状況を考えると、この映画の製作ー撮影はコロンビア・アマゾンで行われたーにはどれほどの苦労があっただろうか、と考えてしまう。映画館でぜひ「体感」することをおすすめしたい。

『彷徨える河』 渋谷イメージ・フォーラムなどで上映中。

 

 

 

ダコタ・アクセス・パイプラインに反対する女性たち

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ウィスコンシン出身の映像作家シャノン・クリングさんが撮影中の映画”End of the line"

 

9月15日のブログに書いたエクアドルの女性も連帯してスタンディング・ロックのキャンプ地を訪問していたけれど、今年の4月からキャンプをはってパイプラインの建設に反対し続けている女性たちのドキュメンタリーが作られているそうです。英語なのでよくわかりませんが、どんな人たちが闘っているのかがうかがえる映像なのでシェアします。

 

菜園からの報告

長雨続きだった九月が終わり、秋らしい青空が顔をのぞかせてくれるようになりました。

ベランダのミニミニ菜園はもう収穫もほぼ終わり。トマトは花を咲かせど実は結ばず、ピーマンがのんびりと一個実をつけているぐらいです。

そんな菜園に仲間が… このところ葉物野菜が高くて、ついに自家栽培を始めようというわけです(笑) といっても本格的なものではなく、ベビーリーフ。いろんな種類の間引き菜がはいってけっこうなお値段がついているあれです。収穫までの時間が短いらしいので思い切ってやってみようと先日種をまきました。そしたら48時間たたないのにもう芽がでてきた! 

小さな小さな芽ですが。これが食卓にのぼって目を楽しませてくれる日が、早く来るといいねーと家族と言い合っています。