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それでも生活はつづいてく

 直接の被災地ではない「東京」に住んでいても、被災地のニュースを聞くたびに胸をえぐられたり、さまざまなニュースに不安をあおられる日々がつづいているけれど、桜の花が咲き新学期も始まるとなると、そろそろいつもの生活に戻らなければという気持ちになります。

 この間私にとっての最大の関心事は、子どもの不安を軽くしてやることでした。3月11日の地震のとき、私が出先(それもとても歩いては帰れそうもないところ)にいたためすぐ学校に迎えにいってやれず、級友の家に一泊することになったことは、おとなが想像する以上に子どもの心に影を落としたようです。その上に水や食料への放射性物質汚染への不安も重なり、限られた材料で食事をつくったり、テレビから遠ざけるための工夫をしたりすることに消耗していました。震災による被害もなく、東電福島原発から200キロ以上離れてこれだから、いまそのただなかで子どもを守ろうとしている親御さんたちの心労、親を失った子どもたちの心の傷は察するに余りあります。

 それにしても、原発事故が世界的な規模での環境汚染につながることは素人の目にも明らかになってきて、電力の恩恵をこうむってうかうかと暮らしてきた日々を振り返ると身が縮みます。そんななかでいくつか希望を感じるニュースが聞こえてきたので、そのことを書き留めておこうと思います。

 ひとつめは、日本版緑の党が結成されることになったというもの。中心となるのは中沢新一氏。中沢氏の思想についてよくは知らないし、その政党がどんなものになるのかもわからないけれど、たとえば東京自由大学http://homepage2.nifty.com/jiyudaigaku/を見てわかるような、日本の自然環境に密着して育ってきた知を尊重した政治活動がどんなものになるのかとても興味があります。興味がもてるというのは、少なくともその気持ちが続く限りは希望を失わないでいられるということ。

 それから、海外で情報発信してくれている人たちの活動にも勇気づけられています。
 ドイツ在住で自然観察の先輩ともこさんのブログ Canard Plus http://www.vogelgarten.blogspot.com/ 
 直接お会いしたことはないけれど、ネット上で知ったメキシコで活動されているライターのながやみほさんのスペイン語ブログNo a la energia nuclear +música+cultura+vida(核エネルギーはいらない もっと音楽を もっと文化を もっと人生を)http://nonucmxjp.blogspot.com/などなど。

 最後に、今の私たちの怒りや原発への思いを伝えるため、今度の日曜日に行われるデモのお知らせふたつ。東京近辺です。
 4.10 原発やめろデモ!!!!!!(高円寺) http://410nonuke.tumblr.com/

 浜岡原発すぐ止めて! 4・10東京集会&デモ(東京・芝公園http://www.labornetjp.org/EventItem/1301645735732staff01

 正直いって小さいころから集団行動は苦手ですが、これまで何度か、いてもたってもいられずデモに出かけたことがあります。だいたいいつも途中で落ちこぼれて帰ってきてしまうけれど、そんなゆるい感じでも自分なりの方法で気持ちを伝え、つながっていくことが大事だと思うのです。