Somos mucho más que dos...

日本語にはほとんど訳されていない。(集英社ギャラリー「世界の文学 19」に「モーツァルトを聴く」という短編がおさめられているようだ)スペイン語の詩集も手元に持っていないにもかかわらず、この人の存在が大きいことだけは感じていたウルグアイの作家・詩人、マリオ・ベネデッティMario Benedettiが亡くなった。

誰かにもらったカード、塀の落書き、誰かの口ずさんだ歌、そんな形で彼の詩をみかけた。ぱっとご紹介できないのが残念だけれど、ラテンアメリカでは現在進行形で愛されている詩人がいるんだ、ということを彼によって知った。

近いうちに日本の新聞などにも専門家のコメントがのることを期待しつつ。タイトルはポピュラーソングとしてよく知られた"Te quiero”の一節。「私たちはふたりだけじゃなく、もっと大きな存在だ」というような意味。一見するとラブソングだけれど、もっと大きな愛をうたっている。Youtubeなどでぜひ。