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母の日がくると

いつも思い出すのだが、10数年前の五月の第二日曜日の夕方、突然の電話で高校時代の友人の訃報を知らされた。大輪の白い花のような、誰からも愛される人だった。その年の春先、突然電話がかかってきて一緒に花見をしたのを覚えている。私が桜の花の下でとった写真は、遺影に使われていた。感受性のするどい、時として自分の気持よりも他人の気持ちのほうを大事にすることのある人だった。

今日、べつの友人と連絡をとっていて、彼女の命日を思い出した。どこかで見ていてくれるかなあ… あなたが生きていてくれたら、どんなに心強かっただろう。