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悲鳴

早めの晩御飯をすませ、調べ物をしようとごそごそ本を探していたら、突然子どもの泣きじゃくる声がきこえた。助けを求める悲鳴のような、近頃とんと聞かなくなった切羽詰まった声。
ひょっとしてかつがれてる?と疑いながらそばへ行ってみると、なんとペットのくわがたに指を挟まれていた。土のあとのついた頬に涙が伝わっている。なんとも哀れな姿… くわがたを引き離してからもしばらくショックで呆然としている。

怖かったんだねえ… 最近はあまり怖いものもなくなったような君だったけれど。君がもっと小さかったときの記憶が一瞬よみがえったよ。