無心

 2020年を一字で表すと、という話を友人としていた際に出てきたのが「無」でした。年の初めの抱負も旅の予定も何もかも無に帰して、ひたすら授業の準備に明け暮れた日々でしたから…

 しかし、考えてみればそれだけ「無心」に、「無我夢中」で学生さんたちと向き合ったということ。現実的にはさまざまな制約があり、彼らから見たら足りないことだらけだったとは思います。とはいえ、よくやった、とせめて自分ではほめてやりたい。

 今年もおそらく、仕事に、生活に、さまざまな制限があるでしょう。それでも、少しずつ前に向かって進んでいきたいと思うのです。今、すごくわくわくするプロジェクトにも手を付け始めたところ。春にはお披露目できるかな? それはまだわかりませんが、とにかく元気でやってます。どうぞ、みなさまもお気をつけて。2021年もよろしくお願いいたします。