コロンビア北部のグアヒラ(Guajira)という地方で、ランチェリア川(el río Ranchería)が企業によって私有化された影響で、1万4千人の先住民族(Wayuuの人たち)がなくなっているというニュースを見ました。死因は飢えと渇きによるもので、主に子どもやおとしよりが犠牲になっているそうです。
日本語で”Wayuu”で検索するとセレブも使っているというカラフルな民芸雑貨がヒットしますが、この規模で人がなくなっているというのに、そんなニュースがでてこないというのは不思議です…
少し前に、都立多摩図書館の企画で、東京を流れる多摩川についての70年代からの記録映画を観たのですが、川を知るということはその川の恵みを受けて暮らす人たちのことを知ることなのだと感じたものでした。昔の川のことを語るおじいさん(が多かったのだけれども)の顔や、そのころの仕事歌を歌う声のはりがすてきでした。
Wayuuの人たちは、どんなふうに川と暮らしてきたのでしょうか。気になって仕方のないニュースなのでした。