同世代[うた][ほんよみ]

ご存知でした? このふたりって、ほぼ同世代、ヒット作も同時期なのです。

シンディ・ローパー "Girls just wanna have fun"(1984)



サンドラ・シスネロス "The House on Mango Street"(1984)

The House on Mango Street

The House on Mango Street


エスペランサはマンゴー通りに住む、やせっぽちで快活な女の子。この貧しい移民の街で、成功を夢み、愛を求めて、泣き、笑い、生きる人々の物語を、多感な少女の眼で鮮やかに描き出す。いまアメリカでもっとも輝いている女性作家シスネロスの衝撃の第一短編集。「人種も国境も文化も越え、多くの人に読まれてほしい本」(フィガロ・ジャポン評)。晶文社ワンダーランドより)
シンディ・ローパーは1953年ニューヨーク生まれ。サンドラ・シスネロスはメキシコ系移民の子として翌54年にシカゴで生まれています。高校時代のお気に入りの曲と、1990年代後半になってようやく出会ったシスネロスの作品(邦題『マンゴー通り、ときどきさよなら』くぼたのぞみ訳、晶文社)が同時代のものだとは、うかつにもごく最近まで気がつかなかったのだけれど、どちらも永遠の女の子のための歌であり、本のような気がします。