北と南で

日蝕のニュースのなかで印象的だったのは、悪石島でまさに皆既日蝕のその瞬間、暴風雨がふきあれたというもの。気温も下がり、集まった人たちはがたがた震えていたそうだ。

大雪山系の遭難事件のニュースをみても、動物としての人間にとって「環境」(気温や雨風の有無その他)がいかに重要か、考えさせられてしまう。都会の生活に馴れるとついつい忘れてしまうことだけれど…

最後に頼れるものは、動物的な勘と、その環境に精通した人の知恵や力ということ。