貧困か…

私が初めて「貧困」を身近に感じたのは【楽天ブックスならいつでも送料無料】この国は恐ろしい国 [ 関千枝子 ]という本。女性の賃金のほうが男性より低い日本社会で、女性がひとりで子どもを育てる家庭の貧困、生活保護制度の問題などが描かれていた(うろおぼえだけど)。もう二十年近く前だから、日本はまだバブルに浮かれていたころ。それから、昨年だったか手に取ったのがアメリカ人の人類学者が書いた山谷ブルース (新潮OH!文庫)。こっちも80年代のリポート。こんなの見てると、マジョリティの成人「日本人」男子のところに貧困が到達すると世の中が騒ぎになるんだ…ってことが(以下略)

それでも、住まいの貧困に取り組むネットワークの誕生は喜ばしい! 家族やパートナーからの肉体的・精神的暴力にさらされていても、家賃x5がねん出できずに耐えている人たちもいるのだし、ぜひ、この機会に賃貸のシステムそのものの見直しをしてもらいたいな。