なぜか馬場

某マンモス大学とは何の関係もないのだが、2日連続で高田馬場に通った。
一日はある講座で、もう一日は小さな同業者の集まり。去年フレイレの講座がすんでからしばらく受けることのなかった知的な刺激をもらった。人間というのは、一人一人が多くの情報を発するメディアだ。

先日みた映画で流れたバルデラーマという歌のタイトルは、アルゼンチン北部のサルタという町の酒場兼民謡サロンのような店の名から来ているが、そこには音楽や文学を愛する人たちが集まり、沢山のフォルクローレの名曲がうまれたと聞く。歌詞に「バルデラーマの灯りが消えたら私たちはどこに行けばいいのか…」とあるが、お互いの話に真剣に耳を傾け、自由に物を言うことのできる場の大切さを思う。