もぬけの殻

気が付いたら下宿人は旅立っておりました。(見えやすいように、ボール紙を後ろに当ててあります) あれから数日… 水やりのついでにふと見たら、6匹も幼虫が木に取り付いていました。このところ天候が不順だったので、注意が欠けていたみたいです。ときどき…

【閲覧注意】あらたな下宿人

今日は皆さまにご報告があります。(芸能人のブログ風) 我が家に新しい家族が増えました。 それは… この子です。 おそらくナミアゲハの幼虫だと思います。うちのミカンの木もだいぶ大きくなってきたのと、いまのところこの一頭だけなので移住はさせていませ…

お姫様になりたい?

2018年のメキシコ映画。「セレブ主婦のマウント合戦と転落」云々というコピーから想像するよりも、全体的にドライな印象の作品でした。音楽も乾いた感じのクラッピング・ミュージックが耳につきました。映像も淡々としていて、どこか突き放した感じがありま…

5年の時を経て

ラテンアメリカ協力ネットワークrecomの機関誌「そんりさ」に書かせてもらった時点で3年、今年の3月でホンジュラスの環境活動家ベルタ・カセレスさんの暗殺から丸5年がたちました。実行犯はすでに有罪となっていましたが、暗殺を計画、指示した人物の処罰は…

水の力 ことしも…

昨夜は二回ほど緊急警報で目が覚めた。激しい雨がふりつづいて、近隣の地区で土砂崩れなどの警報が出されたという知らせだった。幸い近所では何事もなかったが、今日の正午頃、熱海で土石流発生のニュースが流れた。 つい半月ほど前に熱海の町を歩いたばかり…

心の傷と罪

今度、刑務所内での心の教育を扱った映画(この表現でいいのかは、見てから判断)を観に行くので、いろいろと予習中。過去にも映画にからめてこんな記事を書いたけど、子ども時代に周囲のおとなに大切にされる(または、ふみにじられない)経験がどれほど大…

ブログ名を変更

2002年に朝日国際児童図書普及賞を受賞した、アルゼンチン、コルドバの団体cedilijの代表が、授賞式で言った言葉「パンも本も」をもじってブログ名を変えてみた。cedilijは、日ごろの生活の中で読書したり本に触れる経験の少ない子どもたちに本を届ける活動…

雨の音を聞きながら

散歩に出たら雨が降ってきました。傘に当たる雨の音を聞きながら散歩するのはいいものです(雨の程度にもよりますが)。 静かな道を歩いていると梅の実が落ちる音が聞こえました。 ハート形の花のあじさい。

それでもやるしかない。

▲スーパーに行ったら売っていたヒマワリ。部屋にかざったら元気が出てきた。 今週のお題「やる気が出ない」 天気が悪くてなんだか体調もいまいち。歳のせいか頭痛も… おまけに湿度が高いので、髪の毛までいうことを聞いてくれません(笑) それでも週末に向け…

実験農場

もともとゴールデンウィークは家ですごす派なので、今年もそれほど苦痛ではありません。ぽつぽつ仕事しながら、ベランダ(と近所)の植物たちに遊んでもらっています。 河原で取ってきた桑の木は6年目となり、毎年律義に葉をつけていますが、花をつける気配…

六年目の桜

盆栽の桜が6年目を迎えました。昨年の春までは綺麗に咲いてくれたのですが、今年の春はとうとう花をつけませんでした。ただ緑の葉が元気そうなのは救いです。 この桜の木を迎えた時は、盆栽に興味を持ち始めたころで、そうはいっても置く場所がないのでひと…

シロツメクサ

シロツメクサは江戸時代に日本に渡来した植物だそうです。”オランダからガラス製品を持ち込むときに、割れないように緩衝材として詰められていたことから「詰め草」。明治になると牧草として導入され、広がった”(稲垣栄洋『ワイド版 雑草手帳』2018年、東京…

健診月間

3月は恒例のメンテナンス期間。毎年受ける自治体の健康診断+オプションで婦人科健診。今年はそれに眼科もつけました。 検査結果もほぼでそろって、あとひとつを残すのみ。 今年度、一番心配だったのは目の健康でした。それもどうやら大丈夫そう。身もふたも…

今日は国際女性デー

上つ面の事を学ぶだけでは頭は馬鹿になります。何事によらず、先づ物の根本をきはめる事が肝心です。それから先きは自由に自分で頭を働かすのです。それが今の日本婦人に一番必要なことだと思ひます。 誰の言葉だと思いますか? 伊藤野枝という明治生まれの…

クイズ 花の名前

突然ですがクイズです。これはなんの花でしょう? 先日、春のように暖かい日が続いたので、モヒートが飲みたくなりミント(の苗)とライムを買いました。結局そのあと寒さがぶり返したので、残ったライムを見ていたら「アレ」を作ろうとひらめいたのです… 「…

ブログ始めました。

数日前から右の欄にリンクを載せているのですが、植物ブログを始めました。 スペイン語を勉強し始めてあと3年でン十年。昔はインターネットがなかったので、本に出てくる単語がわからないときは、あらゆる辞典、事典を探して右往左往したものです。いまはイ…

オンライン寺子屋アミーゴ

横須賀線逗子駅からあるいて数分の住宅街の中にある映画館シネマ・アミーゴ。5~6年前にそこでダムの映画をみた。 rosita.hatenablog.com そのころ、映画館館長の長島源さんが、いつか学校のようなものをここでしてみたいとおっしゃっていたのだが、昨年から…

無心

2020年を一字で表すと、という話を友人としていた際に出てきたのが「無」でした。年の初めの抱負も旅の予定も何もかも無に帰して、ひたすら授業の準備に明け暮れた日々でしたから… しかし、考えてみればそれだけ「無心」に、「無我夢中」で学生さんたちと向…

年の暮れに

子どものころは、大晦日というと何か特別な日のように思っていたが、おとなになってからは普通の一日にしかみえなくなった。 でも、今年の大みそかは「生き延びた感」が強い。このところ、ほんの数日で容体が急変して亡くなる人のニュースも聞いたりして、ま…

アプリ元年

今年はおもいがけずオンラインであれこれしなければならなくなり、率直なところ、もう一瞬たりとも余計にパソコンの画面を見たくないが… それでも一年のふりかえりの時期ということでアプリをめぐって少々。 昨年秋、ひさしぶりに国内で携帯をつかうようにな…

罪の声

先日DVDで観た『太陽を盗んだ男』と、コインの裏おもてのような映画『罪の声』の感想を。 1984年に起きた有名な菓子メーカーの社長誘拐に始まる一連の脅迫事件…といえば、昭和生まれにはピンとくる「あの事件」を題材にした小説の映画化作品。原作は読んでい…

しあわせははかない

ここ2,3年、周囲で訃報が増えてきた。昔、親たちがそんな話をしていた時期があったので、年を重ねるとしかたのないことかもしれない。とはいえ、パートナーや、きょうだいを失った人の話を聞くと、よく知らない人のことであっても、胸がふさがる。 つい先日…

ジュリ~

いま、我が家の若者は”ジュリー”にはまっている。もとはといえば、コロッケの物まねで知ったのだけれど、動画で歌を聞いているうちにすっかり気に入ってしまったらしい。コロッケが真似をしているのは、こちらの曲。 時の過ぎゆくままに 発売日: 2015/09/23 …

新たな道具

「新兵器」と書こうとして、軍事用語を使うのはよくないかなと思って「道具」」に書きなおしました(笑)。なくてもなんとかなるけど、あると便利な道具ってありますよね。「ざる」とか「きゅうす」とか「しゃもじ」etc... 後期の授業を始めるにあたり、この…

おみなえし

ひと月ほど前のことですが、黄色い花の咲くおみなえしを見かけました。秋の七草のひとつですが、街ではあまり見かけない花です。見つけたのは、二子玉川Riseという複合施設のビルの敷地内でした。ファッション誌から抜け出してきたようなカップルや家族連れ…

緊急の課題

再開一年を祝うどころか rosita.hatenablog.com すっかりごぶさたしてしまったルーシーダットン。これと週5日の授業でなんとか体力が維持できていたのに… 後期もほぼオンラインの授業となり、このままでは、コロナにかかる前に加齢+運動不足で体が衰弱して死…

涙の閉店

職場のひとつの近所にあった窯焼きピザのお店が閉店してしまいました。焼きたてピザもですが、地場産のお野菜のサラダや前菜も工夫されていて、店員さんのサービスもとても心地よかったのに… 週末、最後の力をふりしぼる授業前に、エネルギーをチャージする…

街は変わる

@文房堂カフェ 初めて岩波ホールに足をふみいれたのは、高校に入ったか入らないくらいのとき。岩波ホールというのは、ミニシアターの元祖のような存在だけれど、神田神保町の交差点にある。何を観たかはここではおいておいて(過去記事に書いていました。ど…

枕をかえる

「枕がかわる」という言い回しがあります。いつもと違う場所で寝ることを指していて、通常はなかなか寝つけなくなったりするものです。 先日枕を変えました。近所の衣料店で適当に選んだ枕でしたが、寝付けなくなったら困るという心配は杞憂に終わり、毎日1…

本と映画

前にも、映画と読書のつながりについて書いたのですが、すでにある小説を映像化した作品は、本へ私たちを導いてくれるものでもあります。『ゲド戦記』の作者が、映画はまったく別の作品だと考えている、と語ったそう(私も同感)ですが、まったく別の何かで…