かれらはどうしているんだろう?

ブラジル中央部の先住民族カラジャKarajá と出会ったのは、いまからもう11年前のこと。場所は奥多摩・山のふるさと村。東京の夏音楽祭のイベントだった。

まだ小学生だった息子と一緒に、ボディーペイントや踊りのワークショップなどに参加した。詳しいことは覚えていないけれども、カラジャの人たち(男性ばかりだったが)の、とくにリーダー格の方の堂々たる風貌だけはつよく印象に残っている。

かれらの土地では、1967年に世界一の鉄鉱山が発見されてから、およそ40のインディオ集落、約1万3千人以上のインディオが生活基盤を失い、貴重な野生種も多数絶滅した、という。

アマゾン、森の精霊からの声 66-67頁

 

今月に入ってからアマゾンの森林火災がこれまでにない規模の大きなものになっているというニュースが報道されているけれど(下記記事)、あの人たちはどうしているのだろう。

 

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