犬も歩けば棒にあたる

いろはがるたって奥深いですね。

今年になってから、ちょっと人に誘われて出かけた先で、目からうろこの発見があったり、感動するような出会いに事欠きません。

足下の草花もそのひとつ。これはキランソウという植物で、薬草としてもつかわれ、別名をジゴクノカマノフタといいます。奥多摩との境にある山梨県上野原で行われる合宿に、友人にさそわれるまま飛び入り参加した先で見つけました。都会でも道端でみかけるふつうの草ですが、鮮やかな青紫が私は好きです。

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そして、写真をもう一枚。画面右の動物、何かわかりますか?

これはナナフシの幼虫です。これもありふれた虫ではあるのですが、知らないと見つけられません。それがきっとこの虫の生存戦略なのだろうと思います。(このページをご覧になった方も、どうぞこの子をそっとしておいてあげてくださいね)

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知らなければ見えないものがこの世にはあること。人と出会うことで初めて知ることもたくさんあります。心が向くから足が動くのか、歩いていくから心もそれにともなって動くのか、自分の場合どっちが先かわかりませんが、とにかく面白いことの多い日常です。