天災ではなく人災 アルゼンチンの新聞から

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上記の記事は、パヒナ12というアルゼンチンの新聞です。ダリオ・アランダという先住民問題・環境問題に詳しい記者がコルドバ国立大学の研究者フェルナンド・バリにインタビューしたもの。

 

2月の半ばごろから、アルゼンチンのコルドバ~トゥクマン~サンタフェなどでは洪水の報道が聞かれるようになり(いまも続く)、被害は死者11人、避難者2000人、浸水面積50万ha、経済的な損失は数百万ドルに及ぶとか。


人災(原文では、政治的なもの、となっている)というのは、急速な開発による森林の伐採によって、森林の保水機能が失われたことがこのような災害につながったのだという論旨。

 

"Inundaciones en Villa La Rivera" - Fotorreportaje | Facebook

また、上記のリンク先は、サンタフェ州のヴィジャ・ラ・リベラで浸水にあわれた方々による記録写真集。ふしぎな美しさもたたえていますが、ひとりでも多くの人に状況をしってほしいという動機で撮られたものだそうです。