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トウモロコシの詩

雨雲が幼いトウモロコシの世話をする

 ずうっと向う 東の方で
 まるで母親が赤ん坊の世話をするみたいに
 雨雲が 幼いトウモロコシの世話をしている
 だいじに だいじに だいじに だいじに
            世話を し て い る

 北米のネイティブ・アメリカンのアコマという民族の人たちの口承詩だそうです。(金関寿夫『アメリカ・インディアンの口承詩』2003年 平凡社)トウモロコシへの愛情が伝わってくるような、暖かい気持ちになる詩です。トウモロコシは、中米や南米だけではなく、北米でも大事な作物のひとつだったのだろうなと思いました。