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うつくしい朝

 今朝、起き抜けにカーテンを開けたら、生垣のスギに似た木の葉先にとまった雨のしずくに、太陽の光が当たってきらきら輝いていた。

 太田昌国さんのツイートで知ったのだが、15年前の昨日4・23(現地時間4・22)は、ペルーのリマにある日本大使公邸で人質となっていた人びとが解放された日だった。

 事件の概要はこちら 

 私は「目的は手段を正当化しない」と思っている人間だけれど、人質救出時に全員死亡したといわれるゲリラのメンバーの死について、疑念をさしはさむ人たちがいるということや、さほどはっきりとした意思を持たず、報酬を必要として参加した少年・少女たちがそこにいたという事実に、15年たってもやっぱり胸が痛む。

 死んでしまったら、ダイアモンドよりきれいな雨粒に宿る光も見ることができない。少年たちが、そんな危ないことに手を出さなくても、正直にまっとうに働いて、尊厳を保つことのできるだけのものが得られる社会に生きていられたのだったら、と。


関連書籍。きちんと読み比べてみたい。
突入―ペルー人質事件の127日間 (NHKスペシャルセレクション)
ペルー日本大使公邸人質事件
「ペルー人質事件」解読のための21章 / 太田昌国 【単行本】
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日本大使公邸襲撃事件―占拠126日と最後の41秒間