平和という概念は、文明社会では、あくまで現実感がなく幻想であり、しかし最終的に生き着きたいと追い求める状況なのではないか。平和な社会とは、階級、差別もなく、それぞれが生きる環境を認め犯さず、調和して心の平穏が日々続く。なんてことはない。それはアマゾンのインディオ社会に、現実として存在する。そしてその部族には、平和という言葉そのものがない。(熱帯雨林保護団体代表 南研子『アマゾン、森の精霊からの声』より)
- 作者: 南研子
- 出版社/メーカー: ほんの木
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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