平和という言葉のない社会

平和という概念は、文明社会では、あくまで現実感がなく幻想であり、しかし最終的に生き着きたいと追い求める状況なのではないか。平和な社会とは、階級、差別もなく、それぞれが生きる環境を認め犯さず、調和して心の平穏が日々続く。なんてことはない。それはアマゾンのインディオ社会に、現実として存在する。そしてその部族には、平和という言葉そのものがない。(熱帯雨林保護団体代表 南研子『アマゾン、森の精霊からの声』より)

アマゾン、森の精霊からの声

アマゾン、森の精霊からの声