こわされた巣

近所のマンションの玄関につばめの巣ができていた。毎年この季節にやってくる。最初はちっぽけだったヒナが成長するにつれ、壁に垂直に作られた巣からこぼれおちんばかりになって親鳥を待つ姿もほほえましい。

今年も巣作りが始まって、そろそろ抱卵の時期だった巣が、今朝打ち壊されていた。子どもの観察では、どうもモデルガンか何かで人為的にうちおとされた様子。地面に落ちた卵は割れてしまっていた。

事細かにその様子を話してくれる子どもを見ていたら、ちょっとくらい(かなり?)勉強ができないことなんて大したことではないように思えてきた。子ども時代のトラウマか、子どもに勉強を強いるのはいやなくせに、学校の先生に言われると気になってしまう半端なハハなのだ。