読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

中年の実感

ひさしぶりに実家にきている。市内で一番高い建物の最上階から夜景を見下ろした。遠くに見えるあかりの灯ったタワーの足元に母校がある。そこにはかつて一風変わった校長がいて、彼なりの理想の教育を実現しようとしていた。
私はおよそ模範的な学生とはいえず、かといって問題児というわけでもなかったから(たぶん)、濃密な付き合いはなかったけれど、その人がもうこの世にはいないという事実に、望もうが望むまいが確実に世代が交代していくことを感じた。

写真は散歩の途中に見えた電線に区切られた空。