ものごころついたときから、いつも本がそばにあった。中学生のころは、とくに「ムツカシイ本」がすきで、わかりもしないのに高くてカンジのいっぱいある本を買ってもらっていた。
アルバイト以外でさいしょにはたらいたのが、本をつくる会社。いまみたいにこんぴゅーたがふきゅうする直前だったから、レイアウトのしかたなんかもひととおり紙のうえでまなんだ。書店にえいぎょうにも行った。
本を作るひとたち、本を売るひとたち、本をかしたり、よんだりするひとたちには、むじょうけんで親しみをおぼえてしまう自分がいる。
きょうも、本を作るひとと、おしゃべり。おもいがけず、きょうつうのしりあいがいたりして、おもしろかった。本のあるところはわたしのだいすきな場所。「木」のあるところもだいすきだけれど、その話はまたこんど。