バーバリー

ギャバジン地のコートで有名なブランド名、もとは「野蛮人」を指す語からきているらしいのだが、イギリス風のコートと帽子の着こなしをいやというほど見せつけられたのは、映画『ことの終わりasin:B00005MFZJ』。傘もささずに雨風のなかを、帽子をかぶりコートの襟を立てて歩く男… 女だって悪天候の下、ひたすら散歩しているし。 イギリス人って、頑丈…(演出的な効果もあるのだとは思うけど。)

ジュリアン・ムーアのあるかなきかの表情やせりふ廻しも癖になりそうだ。彼女には、年齢を感じさせない超越した魅力があって、それがこの映画にはぴったりだった。

たとえ神に誓いを立てなくても、人はなんらかの「思い込み」によって自分をしばりつけてしまうものかもしれない。