『アース』

子ども料金500円につられて、今日封切りの映画『アース』http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/earth/を観てきた。BBCによる北極から南極にいたる地球の自然とそこに生きる動物たちの美しい映像を通じて、環境保護(地球温暖化の防止)を訴えるというもの。

やっぱり人間は人間らしく生きること、これにつきるなあ、というのが私の感想。

映画は最初から最後まで、徹底して人間をひとりも映さない。だけど、すべての映像を記録したのは人間だし、それを可能にした技術も人間が作り出したもの。そして人間は、野生動物とは違って、言葉をもち、道具を操り、他者とコミュニケーションすることによって、弱いものを守ることのできる社会を作り出せるはず… そのはたらきがちゃんと保たれていれば、自然環境を必要以上に破壊することだってないはずなのだ。

と、このあたりのことに関して面白い本を読んだ。『ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛』asin:4334033997何気なく図書館で手に取り、奇妙奇天烈な印象も最初はうけたのだけれど、じつはすごく大事なことを書いているみたい。もうちょっとよく読んでから感想を書きます