2008-04-13から1日間の記事一覧

隔世の感

それにしても… 世の中変ったんだなあ、としみじみ。『今夜、列車は走る』、授業で学生たちにすすめるつもりだけど、わたしが十八歳のころに日本で見られたラテンアメリカ映画ときたら『オフィシャル・ストーリー』『戒厳令下チリ潜入記』みたいな、直球どま…

人生はわたしたちのものだ

公開二日目の『今夜、列車は走る』をみにいった。舞台はアルゼンチンの地方都市。国鉄が民営化され、採算のとれなくなった路線を廃止するため、労働者たちが辞職願いにサインを迫られる。その後の職を失った男たちとそのまわりのひとびとの物語。と書くと、…