阿賀野川に会いに行ってみた

宇井純さんという方が、反公害運動にかかわり水俣など多くの地域を見てきた経験から「大規模開発をやったり大資本に頼ったところは寂れてしまい、住民運動をやっていたところは元気で頑張っている」「運動というのは、やっている最中はえらく骨が折れてくた…

ボリビアから世界へ

(たぶん数世代前までは日本人の父母から生まれ)日本で生まれて日本で育ったので、人種差別というものを経験したことがなかったのだが、20をちょっとすぎたころにアルゼンチンへ留学して、自分が肌の色を理由に差別されることがあるのだということを体験した…

自分でまいた種、まかぬ種、忘れた種

ベランダで季節外れの小さな朝顔が咲きました。道端で見るヒルガオのような小さな花ですが、色は鮮やかな水色。まいた記憶はうっすらとあるのですが、どこで手に入れた種だったかな? 人からいただいたのか、道ばたで採取したのか。 そうかと思えば、全然身…

8月15日

8月になると、戦争の話があちこちから聞こえてくるのだけれど(1941.12.8-1945.8.15の日本が米国をはじめとする連合国軍と戦った太平洋戦争の話)、日本軍のメンタリティは脈々と受け継がれているような気がしてならない。学校とか会社とか。 わりとリベラル…

ゲバラの撮った世界

che-guevara.jp この夏、恵比寿でゲバラの撮った写真の展覧会が開催されるそうだ。ゲバラとはチェ・ゲバラー本名はエルネスト・ゲバラ。フィデル・カストロと共にキューバ革命に参加したアルゼンチン人。ボリビアでゲリラ戦中にとらえられて殺害された男。と…

なんのために生きる?

[http://:title] ホンジュラスで現在進行形の市民の人権侵害に関するビデオ。 昨年の3月に暗殺されたホンジュラスの先住民族団体COPINHのリーダーだったベルタ・カセレスさんの死の真相はまだ明らかになっていない。実行犯と思われる人たちは逮捕されたのだ…

宇野千代さんのことば

先日の講座にも来ておられたのだけれど、宇野千代さんの秘書を36年間つとめた藤江淳子さんが書かれていたこと。 (先生は)「自分を褒めてくれる人のそばに寄りなさい」と言われ続けていました。何でもケチをつけるような人からは、「すぐどきなさい」と。褒…

バラと本と

神奈川近代文学館で開催中の宇野千代展関連イベント、尾形明子さんの講演「しなやかな抵抗の人・宇野千代の文学」を聴いてきた。 おそらく上記の本に詳しく書いてあるのだろうと思うが、「生きていく私」などを通して自身が作り上げた宇野千代像と、初期の作…

川の向こう岸へ

映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』のラストまぎわ、若き日のゲバラは、ハンセン病の患者たちと医師たちを隔てる橋のない川を泳いで渡る。ぜんそくもちの身体をおして。 『橋のない川』は住井すゑの大河小説。明治時代の日本、関西地方のあるムラに生ま…

七回転んだら八回起き上ればいい

週末、学会というものに参加しておりました。日常業務に忙殺されて、研究などというものからは程遠いところにいるので、情けなくて足を運べないものですが、たまたま近場で開催されていたので。 なつかしい友人や先輩諸氏、先生方にお会いして思ったのです。…

植え替え

春のベランダ仕事がひと段落しました。 今年も、収穫を楽しみにできる程度の野菜を植えることにして、あとは増えすぎたイチゴの苗を植え替えたり、実家におしつけたり(笑) キッチンに生けていたミリオン・バンブーは勢いよく根が生えてきたので、こちらも鉢…

それでも私は歌いつづけた

アルゼンチンを代表する女性歌手メルセデス・ソーサ(1935-2009)のCD「それでも私は歌いつづけたー検閲歌と未収録曲集」 Y Segui Cantando: Canciones Censuradas E Ineditas アーティスト: Mercedes Sosa 出版社/メーカー: Universal Import 発売日: 2011/…

もうすぐ開催。宇野千代展

いよいよ来週から 宇野千代展@神奈川近代文学館 www.kanabun.or.jp とっても楽しみ。 昭和11年にファッション雑誌を創刊したという宇野千代さん。実際にお会いしたことのない私でも、お年を召してからの着物姿が印象に残っているけど、上記のサイト掲載のお…

ワン・ロード展への旅

4月後半の釧路は小雪がちらつく寒さでした。 数か月前から楽しみにしていた、釧路市立美術館で開催中のアボリジニ・アート展のために行ったのですが、(たまたまその分だけのマイレージがたまっていたのは偶然なのか?)道東はまだフキノトウが道端のそここ…

今年の春

健康診断の結果を聞きに行ってきました。昭和な感じの木製の身長測定器のある個人病院です。 結果はすべて白。それはそうだ。心身の健康第一でストレス最小の働き方を選んできたのだから。しかし、これからもそういう働き方でいいのか、迷わないでもないこの…

トリプル9

テレビの映画番組はかかさずチェックしていたガキ(笑)のころから、ひまさえあれば映画を観てしまうのですが、これはすごかったです… トリプル9 裏切りのコード [DVD] 出版社/メーカー: 松竹 発売日: 2016/11/02 メディア: DVD この商品を含むブログ (1件) を…

美しい「女」たち

『リリーのすべて』という映画を観て考えさせられた。実在したデンマークの”女性”とその妻が主役の映画。20世紀初頭、ひょんなことから女装して妻の絵のモデルをつとめた夫が、もともと心に秘めていた女性として生きたいという願望を発見し、性転換手術を受…

チロエの子どものお話

チリ南部のチロエ島に住む先住民族ウイジチェ人の男の子が主人公のアニメ。チリのnovasurという教育系の公共チャンネルが作成していて、ほかにも北部のアイマラ人、南部のマプチェ人、ラパヌイ(イースター島)の男の子、女の子が主人公のものがあります。(…

ベビーリーフ第4期生

つい先日、四回目の種まきをしました。 一回目の種はものすごく速く芽を出したのですが、ちょうど夏が戻ったような暑さの日もあったりで枯れるのも早く、敗因はまいた後かける土の薄さではなかったかと分析しています。 二回目は家族にまいてもらいました。…

河に抱かれる

アルゼンチンの北東部には、これまで二度ほど足を運んだことがある。一度目はサンタフェからエントレ・リオス~コリエンテス~チャコ~イグアスの滝というコースだったけれど、バスを使った旅だったのであまり奥地には行けなかった。 二度目は3年前だが、こ…

ダコタ・アクセス・パイプラインに反対する女性たち

[http://] ウィスコンシン出身の映像作家シャノン・クリングさんが撮影中の映画”End of the line" 9月15日のブログに書いたエクアドルの女性も連帯してスタンディング・ロックのキャンプ地を訪問していたけれど、今年の4月からキャンプをはってパイプライン…

菜園からの報告

長雨続きだった九月が終わり、秋らしい青空が顔をのぞかせてくれるようになりました。 ベランダのミニミニ菜園はもう収穫もほぼ終わり。トマトは花を咲かせど実は結ばず、ピーマンがのんびりと一個実をつけているぐらいです。 そんな菜園に仲間が… このとこ…

マプチェーテウェルチェの遺体が返還される

www.telam.com.ar ラプラタ大学付属のラプラタ自然科学博物館で展示・保存されていたマプチェーテウェルチェのカシーケ(リーダー)など遺体の一部、4名の方のものが返還されたというニュース。19世紀末の先住民討伐作戦(軍隊によるもの)の折に殺害もしく…

ビクトルの死

[http://:title] チリ、サンチアゴの国立スタジアムで、1973年の軍事クーデターのおり殺害された歌手ビクトル・ハラの最期を再現した人形劇。といってもかなり生々しいもの。クーデターが起こったのが9/11で、彼の命日は16日だと現在ではわかっているようで…

セーヌ河をカヌーで

昨年の国連気候変動会議(COP21)のおり、セーヌ河上にカヌーでさっそうと現れた若いひとの出演する動画。エクアドルのサラヤク地方を石油開発からまもろうとしている先住民族キチュアとスウェーデンの血をひく女性が語り手(英語)。 [http://:title] ニュ…

先住民族映像作品フェスティバル

www.precolombino.cl チリ、サンチアゴの先スペイン期芸術博物館(上記リンク)で、来月5日から11日に、こちらの博物館主催の先住民族に関するビデオや映画などを上映するフェスティバルがあるとのこと。 参加作品のほとんどが、ラテンアメリカ各国から公募…

アン・ハサウェイの「書く女」3作

べつにファンってわけじゃないが、シェイクスピアの奥さんの名前をもらった女優さんの、「書く女」になる話がたまってきたのでままとめ。 これはすごく有名な作品だけど、不本意な場所におかれたヒロインが、上司の仕事への情熱にふれて成長していく物語でも…

秘密の花園からの報告

今週が今年の夏の暑さのピークとなるというニュースを聞いたけれど、ベランダの秘密の花園(笑)は秋の気配。 ミニトマトのアイコは全盛期30個の実をつけていたけれど、残りは5個。オクラは地味に収穫がつづいたが、いまのところ小さな花芽をふたつ残すところ…

鏡のなかのボードレール

ボードレールの詩は、たぶん翻訳でもほとんど読んだことがないと思う。フランス文学は、ほとんど読まない。それなのに、この本を手に取ったのは、「黒い女たちの影とともにたどった旅の記録」という惹句に心ひかれたためだ。私自身、ラ・ネグラ(黒い女)と…

地上絵・ビクトルの樹

[http://:title] 1973年にチリで起きた軍事クーデターのさなかで殺害された歌手ビクトル・ハラをしのぶ地上絵(サンチアゴ) 現在、彼の殺害に関する裁判が米国で行われています。元チリ軍人の容疑者が米市民となっているためです。