自分でまいた種、まかぬ種、忘れた種

ベランダで季節外れの小さな朝顔が咲きました。道端で見るヒルガオのような小さな花ですが、色は鮮やかな水色。まいた記憶はうっすらとあるのですが、どこで手に入れた種だったかな? 人からいただいたのか、道ばたで採取したのか。 そうかと思えば、全然身…

8月15日

8月になると、戦争の話があちこちから聞こえてくるのだけれど(1941.12.8-1945.8.15の日本が米国をはじめとする連合国軍と戦った太平洋戦争の話)、日本軍のメンタリティは脈々と受け継がれているような気がしてならない。学校とか会社とか。 わりとリベラル…

ゲバラの撮った世界

che-guevara.jp この夏、恵比寿でゲバラの撮った写真の展覧会が開催されるそうだ。ゲバラとはチェ・ゲバラー本名はエルネスト・ゲバラ。フィデル・カストロと共にキューバ革命に参加したアルゼンチン人。ボリビアでゲリラ戦中にとらえられて殺害された男。と…

なんのために生きる?

[http://:title] ホンジュラスで現在進行形の市民の人権侵害に関するビデオ。 昨年の3月に暗殺されたホンジュラスの先住民族団体COPINHのリーダーだったベルタ・カセレスさんの死の真相はまだ明らかになっていない。実行犯と思われる人たちは逮捕されたのだ…

宇野千代さんのことば

先日の講座にも来ておられたのだけれど、宇野千代さんの秘書を36年間つとめた藤江淳子さんが書かれていたこと。 (先生は)「自分を褒めてくれる人のそばに寄りなさい」と言われ続けていました。何でもケチをつけるような人からは、「すぐどきなさい」と。褒…

バラと本と

神奈川近代文学館で開催中の宇野千代展関連イベント、尾形明子さんの講演「しなやかな抵抗の人・宇野千代の文学」を聴いてきた。 おそらく上記の本に詳しく書いてあるのだろうと思うが、「生きていく私」などを通して自身が作り上げた宇野千代像と、初期の作…

川の向こう岸へ

映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』のラストまぎわ、若き日のゲバラは、ハンセン病の患者たちと医師たちを隔てる橋のない川を泳いで渡る。ぜんそくもちの身体をおして。 『橋のない川』は住井すゑの大河小説。明治時代の日本、関西地方のあるムラに生ま…