ダコタ・アクセス・パイプラインに反対する女性たち

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ウィスコンシン出身の映像作家シャノン・クリングさんが撮影中の映画”End of the line"

 

9月15日のブログに書いたエクアドルの女性も連帯してスタンディング・ロックのキャンプ地を訪問していたけれど、今年の4月からキャンプをはってパイプラインの建設に反対し続けている女性たちのドキュメンタリーが作られているそうです。英語なのでよくわかりませんが、どんな人たちが闘っているのかがうかがえる映像なのでシェアします。

 

菜園からの報告

長雨続きだった九月が終わり、秋らしい青空が顔をのぞかせてくれるようになりました。

ベランダのミニミニ菜園はもう収穫もほぼ終わり。トマトは花を咲かせど実は結ばず、ピーマンがのんびりと一個実をつけているぐらいです。

そんな菜園に仲間が… このところ葉物野菜が高くて、ついに自家栽培を始めようというわけです(笑) といっても本格的なものではなく、ベビーリーフ。いろんな種類の間引き菜がはいってけっこうなお値段がついているあれです。収穫までの時間が短いらしいので思い切ってやってみようと先日種をまきました。そしたら48時間たたないのにもう芽がでてきた! 

小さな小さな芽ですが。これが食卓にのぼって目を楽しませてくれる日が、早く来るといいねーと家族と言い合っています。

マプチェーテウェルチェの遺体が返還される

www.telam.com.ar

 

ラプラタ大学付属のラプラタ自然科学博物館で展示・保存されていたマプチェーテウェルチェのカシーケ(リーダー)など遺体の一部、4名の方のものが返還されたというニュース。19世紀末の先住民討伐作戦(軍隊によるもの)の折に殺害もしくは捕虜とされた方々で、20年近く前からブエノスアイレスのマプチェーテウェルチェ・コミュニティのメンバーが返還を要求していました。墓をあばく形で収集された個人(著名な博物学者です)のコレクションが博物館に寄贈されていたものです。

マプチェはチリでアラウカーノ、アラウコ人として知られている先住民族で、テウェルチェはアルゼンチンのパタゴニアを中心に暮らしていた先住民族。互いに影響を与え合ってきた歴史があります。

ラプラタ自然科学博物館には、まだ1万体の先住民族の遺体(そのうち6000は頭骨)が保管されているそうです。

ビクトルの死

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チリ、サンチアゴの国立スタジアムで、1973年の軍事クーデターのおり殺害された歌手ビクトル・ハラの最期を再現した人形劇。といってもかなり生々しいもの。クーデターが起こったのが9/11で、彼の命日は16日だと現在ではわかっているようです。

 

セーヌ河をカヌーで

昨年の国連気候変動会議(COP21)のおり、セーヌ河上にカヌーでさっそうと現れた若いひとの出演する動画。エクアドルのサラヤク地方を石油開発からまもろうとしている先住民族キチュアとスウェーデンの血をひく女性が語り手(英語)。

 

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ニュースで見たときに、まさかエクアドルからカヌーで大西洋をこいできたのかと思ったが、さすがにそうではなかったらしい(笑) 

 

このコミュニテイについての、くわしい日本語情報はこちらにあった。記事のなかで紹介されている映像も興味をひかれる。

jp.globalvoices.org

 

少し前から米国でも石油パイプラインの建設に反対するネイティブアメリカンのスーの人たちの行動が話題になっているけれど、飲み水が汚染されてしまったら、石油もその他の鉱物資源も何の役にも立たないことがわからないというのは単純に考えるとおかしな話だ。その土地の自然から得られるもので暮らす人たち(たとえばここではキチュアの人たち)はともかく、都会に住んでいれば関係ない気になるのは仕方のないことかもしれないが、年に数日でも、豊かな自然のなかでいやされたいという気持ちをもつ/そんな経験がある人であれば、無関心ではいられないと思うのだが、どうなんだろう?

 

そういえば、アルゼンチンで巨大鉱山開発にNo!をつきつけた人たちのスローガンは「水は金よりも貴い」だったし、スーの人たちのかかげていたメッセージボードにも「水はいのち」と書かれていたような。

 

 

 

 

先住民族映像作品フェスティバル

www.precolombino.cl

 

チリ、サンチアゴの先スペイン期芸術博物館(上記リンク)で、来月5日から11日に、こちらの博物館主催の先住民族に関するビデオや映画などを上映するフェスティバルがあるとのこと。

参加作品のほとんどが、ラテンアメリカ各国から公募された先住民族に関するものだけど、一作品だけアフリカの先住民族についてのものがあるようだ。

アルゼンチンからも、主な登場人物がすべて北西部の先住民族コージャ(colla, kolla)出身という映画”Pallca"が参加の予定。

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追記 10日まで TOTOギャラリー・間(ま)|TOTO で、上記の博物館の増築部分(?)の模型を見ることができる。チリ出身の建築家スミルハン・ラディック展 BESTIARY:寓話集

カタログには「チリ・プレコロンビア芸術博物館」として記載。プレコロンビアとは、「コロンブス前」というスペイン語で、実質的にはスペインの植民が始まる前の時代の、ということ。

アン・ハサウェイの「書く女」3作

 

べつにファンってわけじゃないが、シェイクスピアの奥さんの名前をもらった女優さんの、「書く女」になる話がたまってきたのでままとめ。

 

プラダを着た悪魔 (字幕版)

 

これはすごく有名な作品だけど、不本意な場所におかれたヒロインが、上司の仕事への情熱にふれて成長していく物語でもあり、「書く女」になるまでのお話でもある。「悪魔」な編集長がヒロインの味方だとわかるラストが最高でした。

 

ワン・デイ 23年のラブストーリー [DVD]

 

一組の男女の、23年間の同じ日を定点観測するというメロドラマ。ヒロインは、なかなか本当にやりたいことができず、かつ、好きな人とも結ばれずにいてやきもきするのだけれど、ついには念願かなって小説家になり、愛する人と結ばれるというお話。ただし結末は悲しい。

 

ジェイン・オースティン 秘められた恋 [DVD]

 

日本だとどのくらい反響があったのだろう? 英語圏では評価の高い作家ジェイン・オースティン(1775-1817)が作家になる前の時代のお話。生涯独身だったオースティンの、秘められた恋が描かれている。随所に、彼女の小説の登場人物をほうふつとさせるキャラクターや逸話がちりばめられていて、オースティンの読者なら楽しめることまちがいなし。

 

また、この映画をみていると、当時の英国社会では女がものを書くなんてことはトンデモナイことであり、オースティンが匿名で書いていたことをしめすシーンがある。それ以前に、女性には相続の権利がないとか、ほとんど自活できる職業はないとか、そういう時代。ちなみに、当時の英国社会には働かなくても暮らせる方々が多くいらしたらしく、その収入源て… と意地悪な/当然の想像もしたりするのだが。(笑)

 

ゲド戦記』の作者で、SF界の大御所ル=グウィンも、デビュー当時(すでに20世紀になってましたが)、あえて女性らしくない表記を選んだという話を聞いたこともあり、書く女が生きづらい世の中というのはそうそう変わらないらしい。

 

 
 

 

まあ、むつかしい話はおいといて、この三作、どれもそれぞれ魅力のある作品なので、ぜひ。